「私は平和のために製造されました。しかし、私が作ってきたのは平和とは程遠いものでした。」　
とある研究者が、平和のため、戦争などでの難民救助のために製造したプロトタイプアンドロイド。しかし、完成した段階でとおじのテロリスト集団に捕獲されその時点で、研究者は死んでしまっている。その後は、あらゆる兵器を体内に隠し持ちながら単身で敵地に乗り込めるその身軽さを武器に様々ところでテロ行為を行ってきた。このとき、記憶部分をロックされており、彼女は完全に殺戮マシーンとして行動していた。しかし、とある戦いの最中頭部に損傷を受けロックが解除されてしまう。その瞬間目の前の地獄絵図と今までの残虐な行為を全て自分が行ってしまったことにエラーを吐き暴走。突如テロリスト集団全員を惨殺してしまう。このとき、レネゲイドウイルスに感染されたと見えるが、彼女は自身で自分が行った行為を信じられず記憶もう一度ロックをかけてしまう。(おぼろげながら戦争などに参加していたのは覚えている。)その後UGNアールラボに回収されメンテナンスを受け危険な任務や人では対応できない局地での任務専門にこなすUGNエージェントとして活動している。今はいないマスター(研究者)の言葉どうか世界を平和にしてくれという願いを叶えるため、今はUGNの基本理念に賛同し行動している。もし、彼女の記憶が解除されたら？UGNの負の部分を目の当たりにしてしまったら？彼女は今度こそただの殺戮人形になってしまうかも知れない。
名前はUGNが決めてくれた。マスターがつけてくれた名前はもう忘れてしまった。
実はマスターの子供の脳を移植しコアとして再利用されているため、外界からの刺激に対して常に成長することができるAIを持っている。本人に自覚は無し。研究者の子供である少女が戦争に巻き込まれ体がぼろぼろになってしまいこのまま死なせることできない研究者が戦争をなくす平和と子供が生きていてほしいという少しだけ歪んだ願いの形が彼女である。

外見は年相応の女性である。研究者が難民にいらぬ不信感を抱かせないようにとの配慮だが、結果として戦闘時の彼女の被弾率を下げる結果となっている。普段は少し感情の変化がない女性のように喋る事ができる。しかし、本人は慈愛に満ちたシスターのような存在で周りからはこんないい子が戦争なんてしてたなんてありえないと言わせるほどである。しかし、戦闘になると演算処理に集中するため途端に機械のような無機質な喋り方になる。また、一度対象を殲滅目標として認定するとそれが塵となって消えるまで攻撃をやめない徹底さを見せる。

「内部武装完全展開、殲滅開始。」　
機械の体の至る所に仕込んだ自立型小型浮遊砲をいくつか搭載。また、即時組み立て可能なように特殊なカスタマイズを施したブローニングM2重機関銃 (12.7mm口径)を内部に搭載している。戦闘時ではこの全ての武装を展開し、殲滅対象に向けて一切の慈悲なく叩き込む。通常の人間ならまず撃ちながら立つことは不可能な銃器を自身体をバイポットのようにして運用することで個人運用を可能としている。またノイマンと元々の内部演算コアの力によりありとあらゆる敵の行動パターンを予測し攻撃を行う。