容姿・経歴・その他メモ

あかつき市でUGN支部長を務めている女性。一人称は『私』。名前が長いのでだいたい『アナ』と呼ばれている。
かつてはイリーガルとしてとある街の支部でUGNに協力し、前線で大いに暴れていた。
その支部の支部長（現在は中枢評議会評議員）に推薦されて新設されたあかつき市支部の支部長となったのが3年前。
現在は前線を張っていたころの苛烈さは鳴りを潜め、基本的に支持や根回しといった裏方に努めている。
『公女は椅子でふんぞり返っているのがお似合い』とよく自身のコードネーム“｜黒血公女《ブラック・ノウブル》”を持ち出して自嘲しているが、これは本人が裏方なんて似合っていないと思っているから。
それでも、この仕事が自分たちのためになると信じて支部長を続けている。

8年前に家族で訪れたデパートで爆破事件に巻き込まれ、自分だけレネゲイドが覚醒することで助かってしまった過去を持つ。
家族を――最愛の姉を失い、絶望に暮れていたアナを拾い上げてくれたのが、先述の支部長だった。
成り行きで協力していた彼女に半身と呼べる存在や弟子といった近しい存在ができていくうちに少しづつ前を向けるようになり、そんな場所を作ってくれた元支部長に多大な恩義と尊敬を感じている。
アナの支部運営方針はその支部長をなぞらえたもので、現実を踏まえながらも理想を追求するスタンスにつながっている。
そのため同じく理想主義の日本支部長・霧谷雄吾とは相性がいいものの、野心家や政治屋ばかりのUGN上層部とは折り合いが悪い。なおアナ本人は恩人以外の上層部はどうでもいいと切り捨てているため、あんまり気にしていない。

ブラム＝ストーカーのピュア。銃弾に血の力を付与して放つ遠距離アタッカー。
イリーガル時代に敵に売れすぎた顔を隠すためにチューニングした戦法らしく、彼女本来の戦闘を知るものは少ない。



余談①：色白碧眼の純ロシア人だが、生まれ育ちはずっと日本。ロシア語とキリル文字なんて今やほとんどわからない。
余談②：とっても口が悪い。そのため誤解されることがしばしば。

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