イメージソングは藍月なくる様の『Rest in Peace my Dear』。キャラコンセプトは『コードウェル博士の夢女子』『自らは過去に囚われながらも理想を追う者の為に歩く少女』というものであり、鎮魂歌を歌うキャラクターとして拝借している。
　また、名前は文字通りウィルオウィスプから。かつてのコードネームを絡めて、生年月日と星座の性格診断を擦り合わせつつ。

　道すがら博士と偶然出会って「私、もうお酒を飲める歳になったんですよ」ってバーに誘って一緒に飲んで別れる時にFHに勧誘されてUGNにもまだかつて私達が掲げた理想を追う人達がいるからって断って最後に「――何で、私を連れて行ってくれなかったの？」って消えゆく背中に声を投げかけたりして最終的にかつてのコードネームをもう一回名乗ったりしたいですよね。実際運用してみると自分から誘うのは違うなってなりました。

　旧時代の遺物との決戦、コードウェル博士との対話を経て、ガーディアンズ最後の仕事を果たそうと秘かに胸に誓う。
　神崎胡桃の人となりを知ったことで、彼女をUGNの後輩として意識し始めている。若い芽であり、その道の先に納得いく結末があることを祈りつつも、ひとまずは彼女が為すべきことを為せるよう、後悔のないよう、教えられることは教えられるつもりでいる。

　前回共に行動したメンバーに、新たに久遠美影を加えて任務へと臨む。プランナーと深い関係であり、かつ人間讃歌を謳っていそうなその様子から、有用ではあるが分かり合うことはないと内心では考えている。
　あくまで現実を見ながら、淡々とジャームを処分する。FHとの戦いに半生を捧げた、擦り切れた女らしい末路である。

　テレーズ・ブルムからの命を受け、ロンドンに滞在し、ヨシュア・ランカスターと再会。かつての日々を思い返しながら、淡々と任務に従事する。
　いつも通り、ただ戦うだけ。戦場こそが日常。過去を振りきれない彼女に安息の時はない。

　ダイナスト、世界の支配者。その脅威がシャルヴによって再現されようとし――そして、遂にUGNに愛想を尽かした。あと一度でも謀反が起きれば縁を切ると宣言し、ひとまず眼前の火の粉を払うことには成功する。
　最早彼女に救いなどなく、何もかもを諦めるしかない。あとはただ、終わりを待つだけである。