一人称:わたし 二人称:あなた 誕生日:10/21
好きなもの:花･家族･きのこ･炭酸
嫌いなもの:安易なラベリング･害虫

ツンツンお嬢様。意図的に近寄りがたいキャラ付けをしているので、逆にそれでもグイグイ来られると何やかんやで即落ちする。むしろ本当は嬉しい。
思ったことはハッキリ言うタイプ。その方が付き合う相手を選びやすく、自分も嘘をつきたくないため。

雷でアザミの花を形作り、相手を射抜く。火力が増すごとに、花の数や射出速度が向上していく。
最後は背後に夥しい数の花を生み出し、射出する。

千嵐組先代若頭の元に、一人娘として出生。両親や組の人々に可愛がられて育ったためか、おっとりして優しい性格をしていた。
しかし小学校に上がった際、友達になった子が親に止められて離れていくケースが頻発。そのたびに「大丈夫」「友達になってくれてありがとう」と返してはいたが、徐々に「肩書でしか他人を見られない人間」に対する不信感が募っていく。
そして小学三年生になったある日、両親が惨殺される。裏社会と全く関係のない強盗に「暴力団の人間になら何をしてもいいと思った」という、あまりに浅はかな理由で。このショックで薊は両親との思い出を全て忘れ去り、同時に他人に対する懐疑的な信念を抱くようになった。
その後は叔父夫婦の家に引き取られ、現在まで暮らしている。学校にも通い、本人の意図する闇の高校デビューも無事果たした。

一度信じ、友人になった相手のことは最期まで信じ続ける。あとから裏の部分が発覚したとしても、さらに内側を見せてくれたことを喜ぶだけ。
絶対に自分から結んだ絆を手放すことはしないし、できない。したくない。故にいつか訪れる終わりを常に恐れつつも、その瞬間には心からの感謝を送りたいと思っている。
0から1になりにくい代わりに、1から100までは一瞬で到達してしまう感じ。