「八島さんは世界でたった一人しかいない、かけがえのない人だよ!」
「まあそれも"この世界では"って意味だけど」
「世界は今日も美しいね!」
正体はシノビガミの世界からやってきた渡来人(妖魔。簡単に言うと『異世界からやってくる元気なバケモノ』)。異世界転移の術を持つ彼は今現在八島圭樹という男に寄生している。レネゲイトビーイングですらない。
いくつもの並行世界を飛び回っている。
「俺にだって事情はあるんだよ。この世界だといつものお気に入りの体がまだ生まれてなくてね。だから彼が生まれるまで八島さんで我慢、我慢。もちろんちゃんと許可を取ったよ。今から体乗っ取るけどいい?って聞いたら、首がガクンッて動いて頷いてくれたからね。いやあ、八島さんが見ず知らずの俺にも体を明け渡してくれる優しい人で良かったぁ」
「八島さんが寝てる間に俺が活動してるから、すっかり目の下にクマができちゃってね。かわいそう。どうして誰も八島さんにお昼寝させてあげないんだろうね」
彼の望みは観測している並行世界を全て統合し、一つの世界線にすること。要はダブルクロスもビガミもクトゥルフも迷宮キングダムもブラッドパスの設定が全部同じ世界の中にぶちこまれる。
「俺の友達が並行世界で同じ子と縁を結ぶチャレンジをしててね。それってすごく素敵!俺もやりたいやりたい!でもたくさんの世界を飛び回るのは大変だから、向こうから来てもらうことにしたんだ」
「俺、悩んだんだ。もっと世界を楽しくするにはどうしたらいいんだろう?って。その答えがこれだよ。俺って天才だと思わない?」
「でも新くんがまた世界を滅ぼしちゃうから、備えなくちゃいけなくてね。あれ?言ってなかったっけ?クトゥルフの新くんって実はアザトースの力をぶち込まれちゃった可哀想な探索者なんだよ。無自覚に一回世界を滅ぼしてからまた世界創っちゃった。でもあの子自分がアザトースの巫女だって知らないから、せっかくの力を並行世界のシュウくんのストーカーに全部費やしてるんだ。迷宮キングダムのシュウくんを覗き見してる時の新くんは可哀相だったよ。何せ愛しの彼は自分を忘れて年上の女に熱を上げてる上に、一日に三回は肉片になってるんだもの」
みんなァ!!!!!!!要望ブン投げてくれてありがとう!!!!!貰った要素組み合わせてどうにか調理してみたよ!!!!!!
ボツに決まってんだろこんなキャラシ通していいわけがない。