容姿/性格

金髪碧眼。ドイツ出身のオーヴァード。
基本的には温和な性格であり、集団の和を尊ぶ日本にも上手く馴染んで生活している。

オーヴァードとして/戦闘スタイル

所謂『遺産継承者』と呼ばれるオーヴァード。
ウロボロスのピュアシンドロームであり、様々なシンドロームの力を用いた射撃を得意とする。
本人には全く射撃の心得は無く、エフェクトを使わなければ当てられもしないレベルだが、ウロボロスとしての能力を使用した瞬間に必中の一撃と化す。
また神城グループより最新鋭の戦闘ドローン、及び試作型のレーザーランチャーを貸与されており、自らの銃撃とドローンによる砲撃による十字砲火は並のジャームなど容易に殲滅する。
戦闘ドローンの名称は『フリギア・ポーン』通常時は脚部を折り畳んで格納しながら自走可能。
ユリウスはこれをエフェクトでキャリーケースの見た目に変えて持ち歩いている。

経歴

かつて総統が支配した帝国で、結党初期から党に参画していた一族の一員。
一族、と言っても当時も平民であり古参の党員である事とトゥーレ教会と密接な関係を持っていた事からそれなりの役職についていただけの一族。
しかしそれ故に敗戦後も責任を問われず、アーネンエルベとトゥーレ協会の遺産を一部保護する事になったキルンベルガー家は、何時か帝国の再興を夢見て地下活動を続けていた。その果てに生まれたのが、遺産『祈りの指輪』に適合したユリウスであった。

ユリウスは当初、一族の悲願を果たす為にドイツのFHに協力していた。
しかしドイツFHは彼等の帝国には何の興味も示さず、単なる戦闘要員としか期待していなかった。
それを知ったユリウスは所属していたセルを個人で殲滅。その足で世話になっていたレーヴェンタール家の門を叩く。
事情を知ったレーヴェンタール家は、当主の孫娘の夫────即ち、神城重工CEO、神城統の元へとユリウスを送る事を決定。
一度京都でユリウスと神城統は直接面会し、その後ユリウスは彼に忠誠を誓う事を公言した。
以後、神城重工の…神城統の忠実な私兵として、彼は活動している。

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