容姿・経歴・その他メモ

「いいから、僕の言う通りにしたまえ」
「するしかないぞ？」
「ご家族の命が惜しいなら、だけどな」

明智凪。自称19歳、女性。
一人暮らしをしていた“少年”に行き倒れていたところを拾われ、それから勝手に同居している不審者。
何故か身分証を持っていないため、必要な場合は“少年”に頼っている。
酒は飲まず、賭け事もしないが煙草を好む。

裏の顔はFHに協力する傭兵。
“少年”には事情を話していないが、ノイマンによる超常的な力の片鱗をチラつかせ、「“少年”の家族や友人をいつでも始末できる」と脅迫して同居を黙認させている。
なお“少年”にはジョークだと思われているが……。

総じて外面しか知らない者はフレンドリーなちょっと変わった善い娘だと評し、内面を覗いた者は冷酷で残忍な女だと捉える人間。
また“少年”には影があってたまにズレてるだけの優しいお姉さんだと思われている。
しかし実際のところ、何者にも関心を抱けない空っぽの存在であり、気まぐれ以上の行動指針がない。

“少年”に対しては恩人だと考えているが、特に報いようとは思っていないし、かといって厭うわけでもない。
同居しているのも深い理由はないものの、何となく居心地はいいと感じている。ただしそれも吹けば飛ぶ程度の感情である。

絶対的な悪ではないが、善悪に頓着する価値観を持たない人でなし──本質的には“少年”と違う世界を生きる人物。
……少なくとも、今は。

一人称は僕、“少年”のことは君と呼ぶ。

能力はごく短時間の未来視。
対抗種に属する特異なレネゲイドを軸としたナイフによる近接戦を好む。

コードネームは読んだことのある唯一のミステリ小説から適当につけたもの。
曰く「名前なんて判ればいい」らしい。

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