容姿・経歴・その他メモ

「あぁん？天使だぁ？俺がそんな小綺麗なもんに見えるのか？」

一人称：俺
二人称：あんた、てめぇ、○○のアニキorアネキ
好きな物：猫、善行
嫌いな物：パクチー、罪なき人を傷つける外道

猫に八つ当たりをした挙句女の子から金を巻き上げ泣かせる極悪非道な不良(笑)な高校生。


言葉遣いは悪いが最終的に行うことは善行ばかりのチンピラで学校にはテストの時以外はあまりいかずサボっている様に見えるがただ人助けしているだけなため学校側も強く言えず放置している。(テストも"赤点は”取っていないため尚更)
そうやって人助けばかりしていたためか人々はいつしか彼のことを天使と呼ぶようになり挙げ句の果ては彼に依頼という形で助けを乞う人まで現れだしたが口調は悪くも助けていくのだった。

背景
幼少期に実の両親にレネゲイドの実験体として利用されておりその内の実験の一つで同じ実験体の想い人を殺してしまい深いトラウマを抱えてしまう。その後霧谷雄吾率いるUGN部隊によって救出され現在に至る。
尚彼が今のような善行を行うようになったのは両親みたいな人間になりたくないのと罪滅ぼしのためである。（不良ぶってるのは自分を強く見せようとしているため）

とある裏路地で叫ぶ男が一人いた。

「てめぇは一体どれだけの人の人生を狂わせれば気が済むんだ！」

そう叫ぶ男に追い詰められたものは優雅にグルーミングをしていた。

そう、追い詰められたものは一匹の猫だったのだ。

そして男がゆっくりと近づき猫に触れようとした瞬間、猫はくるりと踵を返して塀に飛び乗った後そのまま塀の向こうへと飛び降りたのだった。

「はんっ、俺に恐れをなして逃げたか…」

強がってはいるものの男の声は悲しげだった。

そんな男の背後から一人の女の子が声をかけてきた。

「あ、あの。あなたがてんしさんですか？」

あぁん？とイラ立ちながら男は振り返る。

それに対して女の子はひっと怯えた。

「あー、わりーわりー。ちょっとイラついてたんだわ。で？俺になんか用か？」

そう言って男は女の子の視線に合うようにしゃがみこんだ。

「あなたがてんしさんですよね？」

「あぁん？天使だぁ？俺がそんな小綺麗なもんに見えるのか？」

「でも…」

「あー、わかったわかった。仮に、俺がその天使とやらだったとしよう。それで嬢ちゃんはそんな天使に一体なんの用なんだ？」

「わたしのさらわれたともだちをたすけてください！」

「攫われた友達を助けろぉ？…俺は高けぇぞ？嬢ちゃんいくら払えるんだぁ？」

「こ、これだけです」

そう言って女の子が広げた掌には100円玉が五枚乗っていた。

「おいおい、嬢ちゃんふざけてんのか？」

「え？」

「そんなに貰えねぇよ！まぁ、こんなもんだな」

そう言って男は100円玉を一枚取った。

「じゃあもう少し詳しい話を教えてくれるか？嬢ちゃん」

女の子は泣きながらありがとうと呟いた。

その後、女の子の友達を無事救出するのだがそれはまた別のお話で。

セッション履歴