容姿・経歴・その他メモ

「あたしは音海嶺といってね。人の少ない廃病院の主なんだ」
「昔は町のお医者さんをしていたんだけれど…弟子を育てた後やめたよ。FHに拾われてしまったからね」
「リーダーとして全ての自由を許容できるわけではない。けれどどうしても心に引っかかって後悔したくないなら、聞かせて」
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好きなもの：子供達、部下、お酒
嫌いなもの：研究者
一人称：あたし
二人称：君

◆プロフィール

暗めの赤に淡い黄色のグラデーションの髪。薄赤色の瞳を持つ女性。
右目は深く傷が入っており、隻眼ではあるが愛する部下へ顔を隠して接することを嫌い顔を覆ってはいない。

比較的温厚で面倒見のいい性格ではあるが、必要と判断すれば他者の命を奪うことはできる。
進んで殺しをしたいというわけでもないのは、彼女がもともと医者として弟子を抱えながら他者の治療を行っていたからであろう。

嶺はFHが絶対という思考を持ち合わせているわけではない。
あくまで最初に出会い自らを引き入れたものがFHの人間だったというだけであり、持ち合わせている愛情は匿っている子供達だけでなくセルに所属している部下も同様だ。

自身が貫きたいことは当然あるが、それはそれとして愛する部下の葛藤や選択もまた受け入れてあげたいという思考の元彼女は接するだろう。

◆人物

FHセル【病魔の巣】のセルリーダー。

彼女がセルを立ち上げたのは"一人で生きていくことが困難な実験体達を匿うため"である。
FHだけでなくUGNや様々な組織から虐げられ見捨てられた落ちこぼれ達を保護し、療養を目的としている。
そこには同情よりも「自分がやらなければ誰がやるのか」という考えが先行してのこと。それは当然弟子にも受け継がれている。
セルの内部に匿っているわけではなく、彼女しか知らない秘密の場所に移して面倒を見ているため、セルに顔を出すのは与えられる任務によって得られる膨大な金を稼ぐときだけだ。

本来の姓は京極だが、子供達の前や仕事では音海という名字を使用する。

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