容姿・経歴・その他メモ

容姿

髪型が片メカクレの少年。元々の髪型はもっとスッキリしたものだったが、
《賢者の石》に覚醒した際に右眼とその周辺の皮膚の一部分がクリスタル化したため、それを隠している。
《テクスチャーチェンジ》にて外見も一応偽装しているものの、念のためである。

性格

あまり愛想が良くない、ぶっきらぼうなタイプ。
しかし他者を軽んじているわけではなく、単純にコミュニケーションが下手。
助けを求められれば手を貸し、泣いてる誰かは関係性がなかろうと見捨てはしない。

他者の善性や、その能力を過大に信じすぎるところがあり、「言わなくても分かっているだろう」「この程度ならば問題ないはずだ」と、思考して完結するために結果的に一言足りなくなっている。
また、他者を手助けする際は、何も言わず察して行動する上に、成功した際は「自分がやった」という報告をせず、失敗や自分の手では負えない時しか報連相を行わない。
これは成功をひけらかすのは気が引ける、という妙なところでの生真面目さに由来している。
加えて相手が勘違いなどをしても、深く訂正はせず「そういう解釈もできるか」と納得してしまうため。
この他、悪人相手には一歩も退かず、暴力を振るう相手には実力で抗うことも辞さないため、悪い噂も多少ある。
というか、一度不良に"解体野郎"と煽られた際、止められるまで暴れまくったため、"解体"関係の罵倒は禁句になっている。

総じて人を信じすぎる上に、見返りも求めようとしないため損をしやすい性格。

設定

N市に在住する修理屋を営む家に住む少年。
家族とは血が繋がってはおらず、養子。
本人にも、現在の両親にも、その生まれの詳細は解っていない。
N市のとある寺に、まだ赤ん坊だった彼は捨てられており、住職に拾われてある程度健やかに育つことになる。
その後、今の両親に養子として引き取られる。
養父は修理業の師匠でもあり、修理業を実践しながら学業をこなしている。
学校においても校内の修理屋として、様々な場所に顔を出しているため、意外と顔が広い。

オーヴァードの力に目覚めた時期はまったく不明であり、幼少期から自覚なく使えていたため、あまりオーヴァードであるという自覚はない。
UGNの指導もあり、ここ最近は自覚的に隠すようにはしている。
UGN、及び立科沙紀との関係の始まりは、一般市民の子供を誘拐していたジャームと単独で戦闘していた際に発見されたため。
こともあろうに、彼は関係性の一切ない────ただ近所の人であるから、という理由だけで子供を攫ったジャームを一人で追い、見つけ出して壮絶な殴り合いを敢行していたのである。
見かねた立科沙紀に助力され、そのまま怪我もあってUGNに保護されることとなる。自身の異能の詳細も知り、それを活かせる道があるなら、とイリーガルとなることにも快諾。現在に至る。

「泣いてる顔を見ると悲しくなるし、笑顔であって欲しくなる。ついでに根性の曲がっているやつは気に入らない」
それだけの理由で命を躊躇いなく賭け、加えてそうした理由が独善であると自覚した上で、突き進んでいってしまうブレーキの無さ。
そうした危うさを秘めたまま、彼は二度目の覚醒────《賢者の石》の入手を果たすことになるのだった。

戦闘スタイル

オーソドックスな白兵戦闘型であり、当初はブラックドッグによる発電で纏ったステゴロがメインだったものの、
モルフェウス能力を本格的に使いこなせるようになってからは、自身で錬成した3mほどの大型レンチ状のメイス（《雷霆棍》）で相手を叩き潰す────叩き直すスタイルを採る。
相手の特性によってレンチをプライヤーに錬成しなおして、厄介な部位を引き千切る。
または超大型電磁分解鉋に錬成し、芥子粒に変えるなど、明らかに解体屋だろこれと言われんばかりの豪快な戦闘を行う。

セッション履歴