「大きなモノのため、キミが犠牲になる必要はないんだ」
「自衛の手段は持っておいて損はない、そうだろ？」
「僕に従えよ⋯⋯！」

白髪金眼。やわらかな印象を与える。
髪を伸ばすことは基本的にない。

構造を理解し、瞬時に改造する。
レーザーに効果を乗せることも可能。援護射撃のように、攻撃そのものを変質させる。
変質先は様々だが、鉱石化を最も得意とするようだ。

休むときはしっかり休む。気さくに遊びに誘うこともあるだろう。⋯⋯その結果、彼から頼み事をされても責任は負えない。
裏方仕事を望んでいるが、悲しいかな実戦向き。
現在の立場を維持・向上させるためならば手段は問わない。彼の部下であることは、それだけ危険な任務に巻き込まれることを意味するだろう。

双子の兄とは違い、それなりに愛されてきた。と思う。……下しか見ていないのだから、そこを基準に考えるしかない。とはいえ扱いに大した差はないけど、自分は学校にも通っていたし。向こうはいないことになっていたんだと思う。

13歳のある日、学校から帰ってきたときのこと。兄が血だまりの中に佇んでいた。とうとう命の危機を感じて、やり返してしまったんだろう。憔悴しきった彼の頭を撫でる。
第一発見者として警察についていったつもりが、全然知らない人たちにあれこれ訊かれたけど⋯⋯限界まで嘆願はしたつもりだ。
妙なのは、彼らが"記憶を消した"つもりでいることだ。その場は合わせたが、大きな何かが動いているとでもいうのか⋯⋯。

そうして居場所を失い、親戚に引き取られる。待遇も改善──どころか悪化。UGNに捕捉され保護されるまで、苦境に立たされる。

UGNに加入後は技術班として勤務。分析・改造能力を緊急時を求められるため現場に出向くことも増え、前線任務にて偶然にも兄と再会する。──もっとも相手は顔を合わせた途端、顔色を変えて立ち去ってしまったが。
(オーヴァードとして覚醒する可能性が高いことくらい、わかっていただろう。ほんとうに、馬鹿だ)
──兄が藤崎や霧谷に心を開けずにいることを、幸運に思っている。いいんだよ、そのままでいてね。

⋯⋯お前より、ずっと上手く生きてやるさ。

【コンセプト】
・しっかりコンプレックスのある支部長がほしい。劇場版だし
・人に全然興味ない系世界の守護者作りてぇ～～～！！！最悪なので
・「犠牲が出るのはパフォーマンス悪い」と思ってるくらいのヤツを出そう
・邪悪な雛菜


キョウくんとか千城寺みたいな相手が一番苦手だと思う。真の貴族は余裕があるもの⋯⋯。
好きな兄弟キャラって片方が天才すぎて凡人なほうが苦しめられてるのが多いんですが、その天才側として作っていたはず。でした。苦しむ側になっちゃった⋯⋯。逆転裁判4から抜け出せないオタク。

成長性のある支部長として、一歩を踏み出してほしい気持ち。



兄が《時間凍結》、弟が《ラストアクション》が決まった瞬間に納得してキャラコンセプトを組んだ。

ケツァルコアトル

アステカとマヤで崇拝された古代メソアメリカ最大の神．

ケツァルはエメラルドグリーンの羽毛をもつキヌバネドリ，コアトルはヘビで，鳥とガラガラヘビが合体した〈羽毛に覆われた蛇〉の姿をもつ創造神で水や雲の支配神．テオティワカンの神殿が有名．
（出典：『岩波 世界人名大辞典』/項目「ケツァルコアトル」）

露骨に光属性の名前ついてるろくでなしが一番味するんですわ～！
風と創造と学舎の守護神。