容姿・経歴・その他メモ

黒い肌のフランス人の父と日本人の母との間に生まれた。
国際結婚を反対された末に生まれた望まれない子だった。
日本という国で、肌の黒い子は忌避の目で見られ、
成人してもなおそういう目で見られることに気後れする人生を送っていた。
　
そんなある日、大学院からの帰宅途中に、化け物としか言いようのない物と遭遇した。
黒服たちが倒れる中、スーツ姿の女性が襲われていたところを、とっさに庇った。
女性が大事そうに持っていたスーツケースが解かれ、中には刀（？）が入っていたように記憶している。
”我と契約せよ”
化け物に体を貫かれながら、その声に応え黒い刀身に鮮血にまみれた手を伸ばした。
そこで、記憶は途切れている。きっと、私は死んだのだろう。
まあ、いいか。どうせ生きていてもいつまでもつまらない人生を送るのだ。
最後に何か人の助けとなることができたのならば、それでいい・・・。
　
気が付いたときは、真っ白な研究室の実験台の上。
研究者らしき女性 ――化け物に襲われていた女性だ―― が言った。
　
「おはようオーヴァード君。そして初めまして私の名は”ありす”」
「あの時は助けてくれてありがとう」
　
そこから私はオーヴァードとして、リハビリと戦闘訓練を受けた。
鬼切と呼ばれる日本刀とともに、霧谷雄吾のもと、
UGN日本支部に在籍するUGNエージェントとなって今に至る。

履歴

PC②用ハンドアウト
カヴァー／ワークス　ＵＧＮチルドレン、またはＵＧＮエージェント／指定なし
ロイス："アルジャーノン"　P：執着　N：不安
　キミは日本支部に所属するUGNの一人だ。
キミは"アルジャーノン"というコードネームを追っている。UGNに協力していたFHチルドレンで、現在は音信不通となっている。
情報によると"レクラン"への接触を図っているらしい。
キミの今回の任務は"アルジャーノン"への接触と、ジャーム同然であるのに理性を保つ"レクラン"の研究の経過報告。
――キミは、"日本支部に所属する、UGN"の一人だ。

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