容姿・経歴・その他メモ

どちらかと言えば幼顔。
落ち着いた服装に似合わず、髪色は明るい。これは伊澄透哉を迎え入れたのがきっかけで、せめて見た目くらいは親子に見えた方が気が楽なのではないか、という考え。
伊澄を引き取った当時から一般的な基準からすれば世話焼きで、現在も支部での業務の隙間を見て夕飯を作りに帰るなど、少々過保護なところは否めない。

職を探していたところ支部の勧誘を受けた。現在は研究の補助・雑用なども割り振られており、【選択の随身】の研究所を行き来している。



義務教育手前ほどの歳でFHに両親を惨殺されており、その流れでFHに養育された。12の齢で妊娠したが、ものにはならず。それまで従順だった世迷は、2度目の「家族」喪失とそれに対するFHの冷徹な対応から、セルの「教育」によって価値基準が歪められていた可能性に気付く。実際、妊娠は高純度のオーヴァードにおける人体実験の一種だった。
13になる頃には友人【神砕きの槍】のツテで現在の支部に移籍する。FH時代、唯一対等に接してくれた彼のことは慕っているが、彼が壁を作っている感覚はある。ひとまず歳の差のせいと割り切ってはいる。
セルの特殊環境（せんのう）の一端により刷り込まれた宗教意識だったが、聖職者の顔を持つ友人の存在もあり、捨て去られることなく現在も神を信奉している。
伊澄のことは自分の息子のように、というより失い美化された家族の代償行為が如くベタ可愛がりしている。

「神は試練を与えます。けれど、迷える者を導いてくれる。私は知っています」
従者は神を模したものだが、傍目からは出来の悪い彫像に見える。宗教意識がそもそも歪んでおり、FH時代の悪行を己のうちで正当化した結果、原典のタブーを犯していることについては認識していない。
クライマックスまでに《血の戦馬》を取って神喰らいになれればいいなという気持ちです。《災厄の呪い》は移動が制限されたとき用の保険なので、使わないでおけるならそれに越したことないです。

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