“黝き牙”時任冴
プレイヤー:十時
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- ブラム=ストーカー
- エグザイル
- オプショナル
- バロール
- HP最大値
- 31
- 常備化ポイント
- 2
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 7
- 戦闘移動
- 12
- 全力移動
- 24
- 魔術ダイス
- 1
ライフパス
| 出自
|
| 片親不在 |
| 経験
|
| ティンダロスの猟犬 |
| 邂逅
|
| 借り |
| 覚醒
| 侵蝕値
|
| 感染
| 14 |
| 衝動
| 侵蝕値
|
| 飢餓 |
14
|
| 侵蝕率基本値 | 28 |
|
能力値
| 肉体 | 5
| 感覚 | 3
| 精神 | 1
| 社会 | 1
|
| シンドローム | 1+2
| シンドローム | 2+1
| シンドローム | 1+0
| シンドローム | 0+1
|
| ワークス | 1
| ワークス |
| ワークス |
| ワークス |
|
| 成長 | 1
| 成長 |
| 成長 |
| 成長 |
|
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
|
| 白兵 | 2 |
射撃 | |
RC | 2 |
交渉 | |
| 回避 | 1 |
知覚 | 1 |
意志 | 1 |
調達 | |
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情報:噂話 | 1 |
ロイス
| 関係
| 名前
| 感情(Posi/Nega)
| 属性
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| 状態
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| 日下部仁
| 感服 |
/
| 畏怖 |
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|
| 津奈木楓
| 友情 |
/
| 不安 |
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|
| ティンダロスの猟犬
| 傾倒 |
/
| 恐怖 |
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| |
―
| |
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| |
―
| |
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|
| |
―
| |
|
|
|
| |
―
| |
|
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限
|
|
| リザレクト
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 効果参照
| ―
|
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 |
|
| ワーディング
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| シーン
| 視界
| 0
| ―
|
| 非オーヴァードをエキストラ化 |
|
| 骨の剣
| 1
| マイナーアクション
|
| 自動成功
| 自身
| 至近
|
|
|
| 素手データ変更 |
|
| コンセントレイト: ブラム=ストーカー
| 2
| メジャーアクション
|
|
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| C値-LV(下限値7) |
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| 伸縮腕
| 2
| メジャーアクション
| 白兵
| 対決
|
| 視界
|
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| 射程変更 ダイス-3(-LV) |
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| 渇きの主
| 3
| メジャーアクション
| 白兵
| 対決
| 単体
| 至近
|
|
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| 装甲無視 命中時、HP回復LV*4 |
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| 赤河の支配者
| 1
| オートアクション
|
| 自動成功
| 自身
| 至近
|
|
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| ダメージ適用前に宣言 ダメージ-1D+LV*2 |
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| 崩れずの群れ
| 1
| オートアクション
|
| 自動成功
| 自身
| 至近
|
|
|
| カバーリング |
|
| ディメンジョンゲート
| 1
| メジャーアクション
|
| 自動成功
|
| 至近
| 3
|
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| その恐怖はあらゆる“角”から現れる。 |
|
| 瀉血
| 1
| 常時
|
| 自動成功
| 自身
| 至近
|
|
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| あの瞬間から、少女は角の時間へと追放された。 |
経験点計算
| 能力値
| 技能
| エフェクト
| アイテム
| メモリー
| 使用総計
| 未使用/合計
| 10
| 6
| 114
| 0
| 0
| 130
| 0/130
|
|
容姿・経歴・その他メモ
“黝き牙”(アキュート)時任冴(ときとう・さえ)
16歳/女性
ワークス/カヴァー:高校生/高校生
シンドローム:ブラム=ストーカー/エグザイル/バロール
属性:■■にして■■(通常の人間には理解不能)
覚醒:感染
衝動:飢餓
好きなもの:父、肉
嫌いなもの:神話的存在、日常
「……触らないで」
D市の高校に通う学生。肌は青白く、年中冬服を着た上で厚手のタイツや包帯、手袋で肌を覆っている。顔色も常に悪く、ついでに愛想も悪いため、不気味な印象を与える。よく学校を欠席することも手伝って、クラスメイトには敬遠されがち。
【来歴】
物心ついたころには母親はいなかった。自分が幼い頃に事故死したのだと、寂しそうな表情の父は独り言ちていが、当の私はその色写真に映った女性に何の感慨も抱くことができなかった。ただ、母親と呼ばれるべきその誰かに対して何も感じるところのない自分に対してどこか哀しさを覚えた。
だから、だろうか。中学二年生の冬、友人とともに廃墟探検などと称して潜り込んだ屋敷の地下で見つけた多面体を目にしたとき、本能的にその角ばった立体を覗き込んでしまったのは。セピア色の結晶の表面から目を離せず、その内側に誰かの姿を求めてしまったのは。
過去のいつかの時間、穏やかな平原で父とともに笑うその女性は、無機質な写真の平面とは違って生き生きとその姿を躍らせていた。どうしようもなく平穏で、狂おしいほどに求めたその情景に思わず手を伸ばし、
その奥に潜む猟犬と、視線が合った。
異質な光を宿した獣の気配に、思わずその多面体を取り落とし、遠くから自分を呼ぶ声のままにその場を立ち去った。
……それからの展開は予定調和だ。偶然にも私のいる場所から1000万年ほどの「近い」時間にいたらしい猟犬は、多面体との接触からわずか十分の一日程度の時間、屋敷での探索を終え、父と食卓を囲んでいた私の元を訪れた。猟犬は、咄嗟に私を庇おうとした父を紙切れのように引き千切り、おぞましくぬめる膿汁を私に浴びせかけた。
激痛にのたうち回る私の命をなおも貪ろうとした猟犬は、しかし私の目の前でより強大で、おぞましいものに轢き潰された。酷薄な笑みを浮かべた男は、肩口から生えた無数の触手で猟犬を弄びながら言った。
「“偽神の心臓”の占術師もたまには役に立つ」
「それにしても、“プラン”だかなんだか知らないが、あの女の気まぐれには困ったものだ」
私の日常を瞬く間に粉砕した化け物を、まるでなんでもないもののように扱いながら、その亡霊(レイス)はその場を去った。人の位階をとうに通り越しているであろう彼の視界に、おそらく私は映ってはいなかった。膿汁に塗れて身体を震わせるだけの少女など、彼にとっては死んだも同然であり、背景に等しかっただろうから。
しかし、彼の想定も、己の予感をも裏切り、私は生き残った。本来、ティンダロスの猟犬の膿汁を浴びた人間は死に至る。そうでなくても、混血種なるおぞましい存在に成り果てるはずだった。しかし、私の細胞を侵蝕し、複雑に結びついた膿汁の成分は常ならざる変異を遂げ、私を邪神因子保持者(オーヴァード)に変容せしめた。
自分を付け狙う猟犬と近縁種となったことにより、もはや角の時間よりの来訪者は私の匂いを嗅ぎつけることは能わないだろう。だが同時に、私は多くの人間、多くの生物が属する曲線を祖とする世界から半歩踏み出した存在、追放者(エグザイル)と成り果てた。もはや誰も私を理解できず、私も真に他者を理解できる日は来ないだろう。現に、日に日によりおぞましい、異質な思考に理性が侵食されていくのを感じる。
それでも、私のような悲劇の再生産を防ぐために、せめて肌に刻まれた無数の「角」が全てを吞み込むまでは、日常の守護者を気取ると決めている。
【能力】
ルーツ:ティンダロスの猟犬
身体中の血管を循環する膿汁を力の源泉とし、冴は通常の物理法則に囚われない変幻自在の肉体と他者から精神力を吸収する能力を手に入れた。また、ティンダロスに由来する時空能力の一部──「角を通る」能力、そして限定的ではあるが空間を曲げ、通常の攻撃を逸らす異能も持ち合わせている。
その代償として、彼女の肉体は「曲線を祖とする世界」から追放を受けている。その身が朽ち果てるまで、彼女の肉体は老化することができず、ゆえに誰かと絆(ロイス)を結んだとしても、その者とともに歩むことは叶わない。
セッション履歴
| No.
| 日付
| タイトル
| 経験点
| GM
| 参加者
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| フルスクラッチ作成
| 0
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