容姿・経歴・その他メモ

「畜生、なんで殺したはずのエージェントがここに居るんだ！?」
困惑の表情で銃を構える男、だがその引き金が引かれることはなかった。
胸元に突き刺さる一降りの短剣が男の体に死を刻む。
焼け付くような猛毒に、自身の胸を掻きむしりながら絶命した男は、さながら赤い十字架に磔られているかのようだった。

――あるエージェント、"ノーザンクロス"の戦闘を顧みて。

UGN中枢評議員テレーズ・ブルムの部下にしてUGN本部のエージェント。
幼少期の記録が抹消されており、戸籍等は児童養護施設「漣機関」より与えられたもの。
テレーズを妹のように可愛がっており、「本部エージェントである前にテレーズの私兵」であると何のためらいも無く宣言できるほど。
戦闘よりも護衛及び諜報任務を得意としているが、投げナイフを用いた射撃戦においても並のエージェントを大きく引き離す実力を持つ。

冷静かつ無機質な性格で、自分の体すらミッションの道具程度に捉えている節がある。
自らの能力で生み出した分身体を肉盾にしたり、お互いの交信を用いて情報収集を行ったり追跡・包囲したりなど。
単独任務が多いがコミュニケーションや連携能力が無いわけではない･･･が、見た目の雰囲気からかあまり話しかけられにくい。


あまり知られていないが家事全般が壊滅的。
そもそもが私生活があまりにも無頓着で、スーツは私服代わり、食事は炭酸抜きコーラなこともザラ。

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