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ライフパス

出自		彼女は捨て子であった。稲荷神社の境内に一人、真冬の寒さの中捨てられていた。そんな彼女を救ったのが神社の宮司とその妻である。
義理の両親
経験		ある正月のことだった。いつものように境内で焚き火を作り、お焚き上げをしていると突然突風が吹き荒れた。それは燃えたものを上空へと巻き上げ、周囲の人間に降り注いだ。彼女もその災禍に呑まれ、全身に酷い火傷を負った。彼女が狐の面をつけているのは顔についた傷跡を隠すためである。決して人前で傷を見せるようなことはなく、かろうじて傷のない首だけが肌を見せるのみである。なお、この事件はジャーム及びFHによって発生したものとされているが、未だに詳細は判明していない。
大事故
邂逅		玉野椿。大やけどを負った彼女を保護した人物。精神的に不安定になった彼女を支え、回復まで至らしめた。両親と引き離された彼女ははじめは玉野のことを嫌った。しかし今は師匠と仰ぐほどに尊敬している。
師匠
覚醒	侵蝕値	どうやら彼女の本来の両親はオーヴァードたる彼女の力に気付いていたらしい。彼女を捨てたのもそれが原因のようだが、だからといって到底許される行いではない。その力をそれと認識できぬ幼子を捨て置くなど人のする行いではない。
無知	15
衝動	侵蝕値	脳裏にこびりついたあのときの記憶が、炎が、人々の悲鳴が、彼女の記憶をいやでも思い起こす。それは彼女の闘争本能、否、生存本能を引き出す。
闘争	16
侵蝕率基本値	31