容姿・経歴・その他メモ

生きるため秘術に頼り、強靭な肉体と不死性を手に入れるに至った。

果たしてそれがグートに何を齎したのか？

未知。冒険。相棒。闘争。

現役時代にすら経験しえなかった数多の困難と対峙しグートは満たされ、待ち受ける最期の理不尽に抗う気すらも起きずに、死んだ。

……もし仮に、グート・M・ニングォールがそのような筋書きを認められる男であれば、どうして不死の称号を手に入れられよう？

畢竟、グートの本質は強欲だ。もっと、よりよい終わりのために出来ることがまだあるはずだ。そう思い死を拒み続けてきた。

そうだ。出会いし不死の少女との別れ。それはグートにとって、到底認められるものではなかった。

ならば、世界の垣根すら越え、なおも不死は蘇る。

ごきげんよう、新たな世界【good morning all】

さあ、次なる一日を始めよう。

履歴

豪胆な性格の老人。左腕は義腕だが、右腕は年齢不相応に太い。（義腕はあんまり馬力だせないのでSTRは低い）

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かつて「不死身」「生ける伝説」「アジ・ダハーカ」などと称され、シリアを恐怖に陥れた傭兵。

────しかし所詮、不死身など過大評価だ。

不治の病に侵されたグート、だが焦りはなかった。今まで己が何度死神を撃ち殺したと思っている？次も、そうなる。

……その目論見は外れたと言ってもいいだろう。義腕の作成や様々な陰謀を遠ざけるために既にグドーは大金を費やしており、またいくら探せどその病の治療方法は分からなかった。

初めての抗い得ない種の死を前に、グートは震えた。

武者震いだった。今までの全ての斗いが戯れに見えるほどの、大きな壁を幻視する。

死力だ。まだ、死力を尽くしてはいない。必ずや生き残る。

また一つ、新たな伝説を打ち立てるのだ。

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