不自由のない家庭に生まれ、両親に愛されながら明るく活発な性格に育つ。
音楽が好きで、趣味として『KAORU』のHNでSNSや動画サイトに「歌ってみた」系の動画を投稿。
歌唱力と堂々とした振舞いで話題になり、スカウトを受けてアイドルデビュー。稼ぎは両親へ還元しつつ幸せに暮らしていた。

そんなある日、ライブ中にジャームの襲撃を受けるものの、無意識に《サイレンの魔女》を発動させ撃退。
当然UGNにより関係者全員へ記憶処理と『不審者のステージ乱入によりライブ中止』のカバーストーリーの流布が実施されたものの、両親は記憶処理の効果が薄かったため家族全員でオーヴァードに関する説明を受ける。
学生であること、覚醒が無自覚であったことなどからオーヴァードアカデミア編入の提案を受け、了承。
動画投稿は続けたいという本人の要望により、自室そっくりの動画撮影専用の個室を用意してもらっている（投稿前には当然検閲が入る）。
公式には『先の事件によりアイドル活動を見直すことにした』『しばらく日本を離れるが動画投稿だけは続ける』『あくまで休止であり、未定ではあるがかならず復帰する』ということになっている。

当然アカデミアでも有名人で、その知名度を買われ生徒会へ。
広報にしろ聞き込みにしろ、『よく知られている』ということ自体が武器になるだろうとのこと。

とにかく歌う・歌う・歌う。
《サイレンの魔女》だろうが《援護の風》だろうが歌に乗せて行使する。
歌わなくても使えるはずだが、「気分がノらない」と使いたがらない。
鍛えた声量（と、《彼方からの声》）と《空の楽器》で「いつでもどこでもライブ会場！」。

あたしにこんな力があるなんて知ったときはびっくりしちゃったけど、なんだか魔法少女モノみたいでワクワクしちゃう！
パパとママもすごいねえなんて笑ってたし、あたしたち家族はUGNの人たちが呆れるくらい暢気だったみたい。
まあ動画投稿もアイドル活動もあっさり許してくれたパパとママだしね。
あたしはそんなふたりが大好きだし、もちろんファンのみんなだって大好き！
ジャームのせいでライブはだめになっちゃったけど、せめて動画だけでも続けなくっちゃね。
ちゃんと力を制御できるようになったらライブだって再開したいし。
それはそれとして、あたし自身も学生としてもめいっぱい楽しまなくちゃ！

歌でなんでもできるわけじゃない。当たり前のことなのに、わかってなかったんだなあ。
でも、そうして打ちのめされた時も、いっしょに悩みながら傍にいてくれた人がいたから、頑張れた。これからも頑張ろうと思えた。
だから――ずっと傍にいて見守っててよね、あたしの"王子様"。

【バディミッション・アカデミア　1話】
・パパとママ　　　：☆Ｐ幸福感/　Ｎ食傷
・ファンのみんな　：☆Ｐ幸福感/　Ｎ無関心
Ｓ『レッド』　　　：☆Ｐ連帯感/　Ｎキザ！
・泉　希咲　　　　：☆Ｐ連帯感/　Ｎ隔意
・伊瀬谷　虎太郎　：☆Ｐ連帯感/　Ｎ恐怖
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【バディミッション・アカデミア　2話】
・パパとママ　　　：☆Ｐ幸福感/　Ｎ食傷
・ファンのみんな　：☆Ｐ幸福感/　Ｎ無関心
Ｓ『レッド』　　　：☆Ｐ連帯感/　Ｎキザ！
・伊勢谷　虎太郎　：☆Ｐ連帯感/　Ｎ恐怖
・泉　希咲　　　　：☆Ｐ連帯感/　Ｎ隔意
・ｴﾀﾆﾃｨ・ｽﾀﾃﾞｨ　　：　Ｐ誠意　/☆Ｎ敵意