容姿・経歴・その他メモ

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覚えている限りではじめの記憶は、硝子の箱の中。辺りには白い服を着た大人達が忙しなさそうに動いていた。
何故だか恐ろしく思えてふと隣に意識を向ければ、板を1枚隔てたところに同じ顔。寄り添うように、ぬくもりを分かち合うように身体を近づけても、厚い壁に遮られて凍えるばかり。目の前で白い波が動くのを、ただぼんやりとみていた。
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《賢者の石》適合者。
物心ついたときには既に実験体として管理されていた。(おそらく)双子の片割れとは毎日顔を合わせる環境にいたが、直接触れ合えることはなかった。顔色や表情、筆談などでコミュニケーションを取っていて、声を聞いたことはない。泣き叫んでいる(であろう)あのこの歪んだ表情は忘れられない。
よくわからない機械に繋がれたり、薬を打たれたり。その果てにいつしかオーヴァードとして覚醒した双子は《賢者の石》適合実験の被検体に選ばれ、自分は適合したものの片割れは適合せず死亡した。
片割れの死で暴走、実験施設を破壊したことでUGNに発見され保護。
UGNチルドレンとして水津鞠支部に配属され、三色奏良と出会う。彼の明るさに救われている部分があり、深い信頼を寄せている。
その後UGNを離反、抵抗組織「アトランティス」を立ち上げる。当時から自分がリーダーになるのには消極的で、今でも奏良がリーダーに相応しいと思っている。
自分が実験体だったことに対して特別に思い入れやトラウマはないが、痛くてしんどいものだとは知っているので、できる限り子供たちは保護したいと思っている。

普段は物腰柔らかで、穏やかな青年。怒っているところを見た人はほとんどいない。奏良と手合わせしたりバディを組んで任務をするのが好きで、そのときは年相応の顔を見せる。
賢者の石の力は必要になれば使うが反動は大きい(意識が飛びそうになるくらいの全身の痛みや発熱等)為、後のことを任せられる人物がいなければ使用しない。
手掌にブラックホールを生成し、触れるもの全てを喰らい尽くす近接型。見た目詐欺。


▼「アトランティス」とUGNの関係について
『研究所撃破作戦』以前はともかく、以降は中立(第三者)の立場を継続しているものの、ややUGNに協力的。
正式に真っ当な依頼がくるのであれば、協力してもいいと手を上げる隊員を募って請けるようだ。

▼ロヴェル・ヴァン・アレンとの関係について
とある依頼で知り合った。今のところ「アトランティス」に不利益を持ち込むことはないので交流を続けている。
割の良い仕事を持ち込んでくることもあるため、暇にかこつけてちょっかいをかけにくることは面倒だと思いながらも容認している。向こうはどう思っているか知らないが、蕾の認識は「やたら絡んでくる知り合い」である。

履歴

＜Seed in the Cage＞：PC③
『研究所撃破作戦』及び自分達に絡みついた柵は一旦の決着を迎えた。
新たなメンバーを迎えて、「アトランティス」は存続していく。
ーーーひとまず作戦は終了。これから君たちがどういう道を歩むのか、ここを作った者として見届けよう。
大丈夫。君たちがここを必要とする限り「アトランティス」は無くならないさ。

UGNチルドレンA→何でも屋にワークス変更(戻れぬ帰途用)

セッション履歴