登録名：小匙 有栖《アリス・ティースプーン》
コードネーム：火のない所に煙を立てる《ファースト²リガー》
性別：女
出身：培養槽
誕生日：6/6
身長：159cm
体重：52kg
血液型：不詳
所属：第一使徒
ブリード：クロスブリード
シンドローム1：ハヌマーン
シンドローム2：エンジェルハィロゥ
シンドローム3：―――――
特記事項：遺産継承者/第一使徒

立ち絵メーカー：久坂んむり式メッシュ女子メーカー
立ち絵メーカーURL：https://picrew.me/ja/image_maker/1469878

・戦闘適性：C+++
・継戦能力：B+
・命令順守：A+
・陣頭指揮：B
・社会適性：B
・RC技術：C+
・衝動耐性：--
・特異能力：A

アルフレッド・J・コードウェル博士の忠実なる部下たる使徒のひとり。
高度に組織化された戦闘部隊、その中でも精鋭揃いの第一使徒に席を置く少女。
第一使徒の中でも特に連携戦闘を得意とするアリス隊に所属しており、初撃を与える切り込み隊長を担っている。
コードウェル博士に大なり小なり忠誠を誓っている使徒だが、彼女は使徒全体で見れば忠誠度はそこまで高い方ではない。
さりとて忠誠心がゼロという訳でもなく、コードウェル博士が撃てというなら命乞いする女子供でも普通に撃てる程度には命令には従う。能力を認めて拾ってくれて、ある程度安定した環境を与えてくれたことにはしっかり恩義を感じているのでちゃんと報いる所存。

基本的に攻撃に直接エフェクトを使うことはなく、様々な道具や技術を駆使して戦う。
その技術は多岐に渡るが、特に
・強襲を仕掛け、相手に脆弱性を与えることで後続の攻撃をより強力にする
・乱戦のごちゃつきを駆使して隙をついて痛打を与える
・オーヴァードのレネゲイドに干渉してより強力な一撃を与える
・エフェクトを無理な使い方をして最大以上の瞬間効果を引き出す
と言った様な状況に合わせた強化攻撃を得意としている。
アリス隊でのポジションは後続が暴れやすくする切り込み隊長であってアタッカーではないので攻撃性能は控えめ。
各役割の専門家には及ばないがぼちぼち色々出来る器用貧乏的スキルツリーをしている。

平時は日本のとある高校にて、普通の女子高生"｜小匙《こさじ》 ｜有栖《アリス》"として表向きの日常を送っている。
これはコードウェル博士の指示でもあるのだが、なぜこの学校に学生として潜伏しているのかは知らされていない。
ぶっちゃけ学生生活なんてものを体験できるとは思っていなかったので結構喜んでいる。
隊の特性故か、環境に合わせることを得意とする彼女は学校生活もつつがなく遂行しており、その擬態振りはUGNどころか他のFHセルにすら察知されていない程。
学校生活では図書委員を務めており、放課後は図書室で本を読みながら受付事務をして過ごしている事が多い。
"小匙有栖"として過ごしている時の彼女は"アリス・ティースプーン"としての彼女とはまるで違い、"真面目でおとなしい女の子"として過ごしている。

コードウェル博士が抱える私兵部隊たる使徒。それぞれの役割を持つ全十三の使徒の中で、第一から第三使徒は組織戦闘の役割を担っている。特に、第一使徒は精鋭揃いであり、使徒が合同で作戦にあたる際には指揮権を与えられている。
高度に組織化された戦闘を得意とする精鋭揃いの第一使徒の中でも、特に連携戦闘に長けた部隊がアリス隊である。
アリス隊の構成員は全員がアリスと名乗っており、まるで隊で一つの生命体のように淀みない連携を行う。
なお、全員がアリスを名乗るのはコードウェルの指示とかではなく、隊員が勝手にやってることである。

FHに所属する研究者によって生み出された、試験管ベイビー。それが彼女である。
高濃度のレネゲイドに被爆させることでEXレネゲイドと化した精子と、それを受け入れられるように調整された卵子を用いた体外受精によって生み出された彼女は同じような境遇の多くの兄弟姉妹たちと共に培養され、成長していった。
生後一ヶ月以内に覚醒が確認されなかった個体は処分され、様々な薬品等で肉体を調整されるような環境で、3歳になる頃には武器を握らされ兄弟姉妹と殺し合いをさせられた。
10歳になる頃、大勢いた兄弟姉妹は全員死に絶え、彼女だけが生き残った。
それ以降、成功作としてどこぞのセルに配属され、FHチルドレンとして様々な訓練をこなし、様々なセルを様々な理由で転々とし、やがてコードウェル博士直属の部下である使徒となった。

いつ頃からか脳内で響くようになった無数の聲。
彼女に微かに混じった"古代種"の血が宿した、遠い過去から続く何処からの聲。
かつてははっきりと｜実験施設《この世界》への報復をそそのかしていた声は、やがて無数の聲に飲まれて消えた。
謀略の声を塗り潰すソレはきっと、死んで逝った無数の兄弟姉妹の怨念なのだろう。