容姿・経歴・その他メモ

香蘭は裕福な華僑の娘として生まれた。
何一つ不自由のない生活を送っていたが、不幸にも流行り病で倒れ、植物人間になってしてしまう。
政治界にもコネクションを持っていた両親は、悲しみのあまり、とある呪術師にある依頼をする。
それは、彼女をキョンシーにして生き返らせてほしいというものだった。
不幸にして、それは成功してしまう。
しかし両親も気づかないことであったが、これはオーヴァード化の手術だったのだ。
そして両親が亡くなっても…彼女が誰であったかを知るものが全員死んでも、彼女は生きてしまっていた。
これを生きているというのであれば。
そして彼女のような存在は、それを許さないものの目に留まる。
一度伊庭によって、彼女は頭を打ち砕かれた。
しかし、彼女は死んではいなかった。
もはやお札もついてない、キョンシーのようでキョンシーでない、死人であって死人でない。
彼女は呟く。
「間違いなく殺してもらえませんか？もう死んで生き返るのには疲れました」
香蘭は目の前の男に尋ねる。
「そうですね…では、誰かの身代わりになる仕事などどうでしょう。もっとも、貴女は死から一番遠い死人に見えますがね」
こうして彼女はUGNのエージェントとなり、誰かの盾として生きることとなった。

……という重い背景を持っているわりに
どこかほわほわしている不思議な札なしキョンシー、それがUGNエージェントとしての香蘭の特徴である。宙に浮いてるし。
死後硬直のせいなのか国外出身だからなのかどこかぎこちない日本語をしゃべる彼女の本心は誰にもわからない。
ただ言動からは意外に日本生活をエンジョイしているようだ。
何故か機械…というか電波と妙に相性がいい。時々謎電波を受信して霧谷のBDプレイヤーを破壊している。どうも霧谷の意向でハードワイヤード化されていることに関連しているようだ。
戦闘スタイルは前に突き出した腕にバロールの力で無理やり装備したクリスタルシールドとキョンシー特有（？）の頑健さで耐えるガード型。
他に何かできるかって？ないよ。プレイスタイルも硬直してるからね。

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