容姿・経歴・その他メモ

ゴツイ口輪と首輪を着けた奇抜な見た目をしている。

幼少期に虐待を受け山に捨てられたが、野良犬たちに拾われ育てられた。
一番体が小さく弱かったために、群れの中の末っ子的なポジションで可愛がられた。そのため、群れのリーダーを「母さん」、その他を「兄さん」「姉さん」と呼び慕っていた。
何年も群れの中で生活していたため、犬の言葉にも多少の心得がある。

穏やかな生活を送っていたが、ある日FHに襲われ、守ってくれた家族を全員喪ってしまいオーヴァードの力に目覚める。力を暴走させていた中、騒ぎを聞きつけてUGNに保護された。
家族を奪ったFHを心の底から憎んでおり、UGNに身を置いているのはFHを壊滅させるまでの一時的な仮宿という意識。あとご飯が美味しいから。

基本的に人間よりも動物（犬）としての意識の方が強く、羞恥心や常識というものにやや疎い。
そのため、服も後見人である上司から長年しつこく注意されたからかろうじて形だけ着ているというスタイル。基本的に皺だらけだしそこら辺にあった誰かの服を適当に羽織っていることが多い。

UGNの職員から言われ、家族の亡骸を火葬して残った僅かな遺灰を手のひらサイズの小瓶に入れて肌身離さず持ち歩いている。
育ての母やきょうだい達に対しては拾われた経緯から既に多大なる信頼と親愛を抱いていたが、死に別れた経緯から色々と歪んでしまい、現在は執着じみた想いを抱いている。

ちなみに、名前は当初里見を保護し、後見人のような立場であった上司に面白がられてつけられた。初めは「八軒」の漢字を宛がう予定であったが、「犬」の漢字の意味を他の職員から教わってからは「八犬」の字にこだわり、今の名前となった。

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