容姿・経歴・その他メモ

―――オレには何もない、何もないけれど――――　
　　　―――――この胸の内にある守りたいものは、戦っていればきっと――――――――
　　　　　　　　　　――――そのときは謝りたいな――――なんでだろ――――
　　　　　　　　　　　　　　　――――あーあ……お前がいなければ……――――――オレは駄目なままだったよ――――

【活動・目的】

UGNに所属している多連装高起動人造オーヴァード。
ティガ・ヴェルファーはコードネームであり、戸籍としての名前は与えられていない。
それというのも彼は身体の約70％を機械化している人造人間で、完全な人間であった頃の記憶を無くしているからである。
現在はUGNに恩義と、そこから与えられる任務に意義を見出し明朗快活にUGNエージェントとして活動しているが
朧げにサイボーグになる以前の記憶を保持しているらしく、自身の出生に対し僅かながら猜疑心を抱いている。
その気になれば調べられる内容なのだろうが、自身の中の何かがセーフティをかけているのか、今一歩踏み出せずにいるようだ。
UGNは彼の精神状態を鑑みて彼の経歴については今後も隠匿するつもりでいるらしい。

訳：UGNに拾われたサイボーグのオーヴァード　昔の記憶を失っている

【パーソナルその①】

本名は｜日比谷 虎徹《ひびや こてつ》
覚醒者候補の一人としてUGNとFHに監視をつけられていた青年だったが、ある日の出来事をきっかけに暴走しジャーム化。
駆けつけたUGN支部の支部長とチルドレンにより殺処分されたはずだったのだが、FHエージェントにより死体を回収され
それを元にサイボーグとして蘇生されたオーヴァードである。
その後自身をサイボーグ化したFHセルを破壊したのちに脱走し、UGNに拾われる形でUGNエージェントに落ち着いているが
実際のところはFHセルがUGN内の情報を傍受するために送り込んだスパイであり、体内にブラックボックスとして内蔵された情報収集メモリにUGNの機密データを自動的に備蓄し、自動でFHへと送信する中継端末となってしまっている。
ティガ本人はその事実すらFHにより記憶操作され、FHセルから逃げてきた人造人間であるというパーソナルを信じ切って無自覚にスパイ行動をとらされてしまう形になっている。

訳：ジャームになって家族を殺して処分されたけど、FHにサイボーグにされて自分も知らないうちにスパイやらされてる

【パーソナルその②】

日比谷虎徹は｜二重人格《ディアルフェイス》を発症した覚醒者候補だった。
元々レネゲイドに適性があった彼がジャーム化し、その後にジャームではない人格を有しているのはこれが理由である。
表立った彼の人格は明るく人懐っこく、誰にでも優しく接する好青年であり、過去に暴走しジャーム化した人格は、彼が保有しているもう一つの狂暴な人格だったのだ。
ジャームとしての彼は温和なジャーム化していない人格とは正反対に感情的で狂暴、そしてサイボーグ化されたときに洗脳を受けているのかFHセルの理念には協力的で、現在その人格はFHセルにより人工的、そして意図的に抑えられている。
そのFHセルが何かしらの目的でスパイ活動を止めさせ、彼のジャームとしての人格を解き放った時、果たして彼の表の人格は無事でいるのだろうか。
勿論の事、この事実をUGNの誰も知る由はない。

訳：非ジャームの人格と、ジャーム化した人格。｜ふたつを持ったオーヴァード《ファイトクラブ》

【パーソナルその③】

義理の弟に｜日比谷 龍彦《ひびや たつひこ》という二つ下の少年がいる。
彼は両親同士不仲だったのにも関わらず御家の事情で引き取られ、またアルビノという理由で虎徹の両親から虐待を受けていた。
そんな義理の弟に対し、初めは冷え切った関係の両親が故に家族に対し興味を抱かないという生き方で逃げてきた虎徹だったが
目に余る惨たらしさに良心が堪えきれず、次第に庇うようになっていった。
義理の弟は話してみると心根が優しく、年相応の好き嫌いも備えている人懐っこい少年だった。
こんな子が見目や境遇で非道な目に遭うことを許せないと思いつつ、一時的とはいえ見て見ぬふりをしてきた自分の贖罪のため
そのアルビノに負けない明るい色にしようと自らの髪を脱色したり、同じ色の服を着て横を歩いたりと
短い間だったとはいえ、本当の兄弟以上の絆を紡ぎあげてきた。
そのときの弟への感情は　庇護　〇憐憫

訳：負い目を感じつつ、可愛がっていた弟がいた

【能力】

機械化した身体は歩く武器庫であり、腕にはブレード、掌には迫撃砲を、そして胸部には誘導ミサイルを仕込んである。
また両足には最新鋭のジェット噴射機構も備え、その重量からは信じられないスピードで戦場を駆けることができる。
サイボーグとしての体内構造はUGNの化学班でも完全には把握しきれておらず、体面的なメンテナンスは行えるものの
体内の一部の箇所はブラックボックスとして手が出せず謎に包まれている。
サイボーグになる前からブラックドッグとしての資質があったのか、それともシンドロームは後天的なものなのか
そしてジャームとしての別人格もブラックドッグピュアなのかどうかもわかっていない。

訳：いっぱい武器持ってるサイボーグ

【PLから】

FHのスパイという設定ではありますが、彼を潜り込ませたFHセルは独自的でありほとんどのFHセルとは協力しません。
故にUGNの任務やシナリオの妨げになることは一切ないフレーバーなものとして扱ってください。
ほら、UGNやFHって情報判定で簡単に情報抜かれるガバガバなセキリュティしてるじゃないですか、他にもこういうスパイいっぱいいてそこから漏れてるんですよきっと。

●周囲からのポジティブな印象は
『人手不足を補って優秀ですよ彼は、流石は本部が寄越してきたサイボーグだ』
『気さくで人懐っこくて、頼りになるかと思えば子供みたいだったり、私は好きですねー』
『子供好きで明るいから、あの人がいると部屋が明るくなるですよ。いつも助かってます』

●周囲からのネガティブな印象は
『一度UGNのデータベースにハッキングしようとしたことがあるんです、信用はしていませんよ』
『人の話聞かないんだよあいつ！サイボーグってもっと冷静で事務的で従順なんじゃないの！？』
『よくモノ壊されるんですよね……問い詰めてもあっけらかんと対応されるんですよ……』

【RPするにあたって】
□本部はFHから流れてきた存在として、完全には騙されず警戒はちゃんとしています
□本人の柔らかい性格故か、周囲からは可愛がられています
□生来なのか後天的なのか、かなり大雑把で人の話をあんまり聞かずに力推しでなんでも片付けようとする節があります

【RP指針】

一人称：オレ
二人称：お前
好きな物：散歩、ゲーム、スポーツ鑑賞、音楽鑑賞、弟(現在は大事なものがあったことだけは覚えている)
嫌いな物：メンテナンス(神経を繋げるの痛い)、両親(でも嫌いきれていない、そして現在は忘れている)
目的：過去の記憶を取り戻したい、自分を救ってくれた人に恩を返したい、オレを殺した奴らに復讐がしたい
家族構成：両親は他界、義理の弟が一人いるらしいが忘れている

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