容姿・経歴・その他メモ

「恵みの雨よ、降り注いで……」
「一時期は心配させちゃってごめんなさいね。もう大丈夫。あの人がいない分まで、私があの子達を護らなきゃ……」
「嫌い……幸彦さんなんか嫌い……大嫌い…！！」


雨降漣。とある民間信仰の海神伝説から生まれたレネビ。神様なので二本ある。
N市の支部長である。見た目は20歳前後。
清楚で奥ゆかしい大和撫子。生まれた時こそ人間社会の常識はマッタクわかってなかったので一般人に授乳しながら溶かして吸収して栄養にしようとしていたが、幸彦にこっぴどく叱られてから止めた。
「あら…　みんな幸せそうな顔してるから、きっとうれしいことなのだとおもうのだけど…。そう…？だめなの…？じゃああなた、ジョウシキ教えてくださる…？」

支部は武家屋敷を連想させるほど大きなお屋敷。表向きは旧家のお嬢様の邸宅で、支部員たちは表向きには通いの使用人（バイト）か親戚ということになっている。

海岸で打ち上げられていたところを有馬幸彦に拾われ、以降幸彦を「幸彦さん」「御前様(おまえさま)」と呼び慕っていた。生粋のN市育ち。

一年前、ストレイジャームとの戦闘時、幸彦は漣を庇ったせいで死んだ。

戦闘にこそ勝利したが、漣は酷く気鬱を患い一日中部屋に閉じこもり泣き暮らした。
愚かにも彼が死んでから恋していたのだと気付いたのだ。

「酷うございます幸彦さん。貴方、漣に常識だけじゃなくって恋までお教えになった。なのに今際の際に『生きろ』なんて言って呪いをかけるの」
「嫌い…幸彦さんなんか嫌い…大嫌い…！！」

海水のような膜の結界を張り、味方に闘気上昇の加護を授ける。
ちょっと重力が軽くなって浮くことができるかもしれない。空間もちょっと青みがかるかも。ウッッッッッエレウシス…ッ！！さてはオメー、エレウシスと関係あるふたなりか？

今回は使わないが、毒の酸性雨も振らせて邪毒も付与できるそうな。

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