UGN王土支部に所属するチルドレン。
古代の遺物を収集している両親の元で生まれ、彼らが集めた物の影響か、生まれた時からオーヴァードとのしての力を持っていた。当時はモルフェウスのピュアブリードで力は弱く暴走もしなかった為、UGNとは無縁に幼少期を過ごす。（覚醒：生誕、出自：資産家）
しかし5年前、両親が集めた物の中に"悪魔を封印した石"と言われる遺産があり、それを狙うFHによって両親が殺される。来自身も立ち向かうも何もできないまま重傷を負った。その時、"石に封印された悪魔"シャイターンと契約し立ち上がる。シャイターンの力を借り無我夢中で力を振るった結果、襲撃者を焼き殺す。（経験：死別、邂逅：悪魔）
シャイターンと契約した結果、モルフェウス/ウロボロスのクロスブリードになったらしい。
その後、"雪は解けず〈エヴァースノー〉"霜月弥生に拾われ、UGN王土支部に世話になるようになる。

シャイターンは「長く囚われていた自分を解放してくれた礼だ」と言って契約者として来を認めてくれており、来としても関係は良好。
たまに来の体を借り、自身の意識で自由に歩き回っている。（特に騒ぎを起こすわけではないので来も気にしてはいない。別の意識が表層にある時ももう1人はその時の出来事を認識できる）
他人から見ると二重人格のように見える。
シャイターンは自称「世界を焼き尽くす悪魔」との事だが、最近の彼の様子を見ている来にとっては「タイムスリップしてきて現代に興味津々で遊び回ってる古代人」のようなイメージ（本人に言うと怒られる）
シャイターンの好物はアイス。来の身体で食べる時は嬉しくて体温が少し上がる為に、食べてる途中で溶け始めて来の口周りがベチャベチャになる。（5年経っても食べるのが上達しない）

王土支部長である弥生にはエージェントとしてではなく私生活のようなところも面倒を見てもらっている。最近ちょっと反抗期。
他のメンバーとも概ね関係は良好。シャイターンについて受け入れてもらえているからちょっと不安。それ以上に、「自分にはろくに力はない。シャイターンが居なくなった自分は不要になってしまうのか」という不安を常に抱いている。

シャイターンが力を振るう時、来の瞳と髪が紅くなる。そして少しの時間だけ、来の背後にシャイターン自身も顕現することができる。（〈傍らに立つ影〉）
戦闘スタイルは、来の動きに合わせてシャイターンが炎の剣を振う白兵攻撃型。
あまり連携は得意ではないが、殲滅力は支部内でも上位。その力から"デッドライン強襲作戦"にも参加した。