上記およびライフパスの内容の一切は嘘偽りの経歴である。
　全てデザートミラージュへ報告するための改竄した過去であり、名前も当然偽名だ。
「愛する人を全て亡くし、失うことを恐れて人との交流を避け、忠誠心と憎しみを柱に気丈に戦う少女」という設定を演じている。
　本来の性格は皮肉屋で守銭奴、己が第一、次に金、なので当然忠誠心など欠片もない。

　元々捨て子であり家族は居ない。
　騙し、盗み、殺して日々を食いつないでいた貧民のひとりだった。
　リエラハザードによって覚醒、その後は力を使い効率よく稼ぐために何でも屋のような事を始める。
　内乱が起こったあとは他者になりすます完全な変身と、種々のセキュリティを無にする各種の力で情報を両陣営へと売り付けていた。（肉体の改造はこの頃に非合法な手段で金にものを言わせて行った）
　ある時破格の報酬でラゼラム軍からデザートミラージュへのスパイを依頼され承諾、以降志願兵として潜入を行っている。
　
　現在はラゼラム共和国のノインテーターに所属、戦闘中毒者(ウォーモンガー)どもに辟易としながら報酬のために危険な潜入任務を行う。

　実は故郷の町に孤児を受け入れる施設を建てており、ギルドの人身売買や周囲の環境から孤児を守っている。その維持のために守銭奴のように金銭を求めています。

　情報屋「ルークス(キャサリンのこと偽名)」が管理する孤児院、定員20名。
　職員は院長として一名信頼のおける者がおり、ルークスへの窓口となっている。平四人、院長一人の五人体制。

　職員は主に元傭兵や戦火で職を失った者を相場よりも高い給金で雇っている。
　二階建ての建物で一階は主に食堂、洗濯場、トイレ等共用スペース、職員の部屋
　二階に子供達の部屋があり、一部屋に二人ずつ、計十部屋がある。

　一階の食堂に地下への階段が隠してあり、地下はオーヴァードであっても破壊に苦戦するシェルターを用意している。(ギルド等子供を狙った襲撃があった際に匿うため、中立区域であるので大規模な攻撃をすれば両軍から睨まれる)

　職員の役割は主に子供達の世話、教育、施設の維持管理、そして緊急時に子供を逃がすまでの時間稼ぎ(相場より高い賃金はこのため、要は危険手当て)

　一番年長の既に孤児院を出て働いている「ヨハナ(キャサリンのことこっちが本名)」という少女が時折子供達へお土産を持って訪れる。