“流星”ライナ・ヴァイス・アインホルン
プレイヤー:リヴェルさん
- 年齢
- 18歳
- 性別
- 女性
- 星座
- ふたご座
- 身長
- 152cm
- 体重
- 48.5cm
- 血液型
- A型
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- エンジェルハィロゥ
- バロール
-
-
- HP最大値
- 25
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 6
- 行動値
- 17
- 戦闘移動
- 22
- 全力移動
- 44
ライフパス
| 出自
|
| 兄妹 |
| 経験
|
| UGNへの忠誠 |
| 邂逅
|
| 兄弟 |
| 覚醒
| 侵蝕値
|
| 償い
| 18 |
| 衝動
| 侵蝕値
|
| 破壊 |
16
|
| 侵蝕率基本値 | 34 |
|
能力値
| 肉体 | 1
| 感覚 | 7
| 精神 | 3
| 社会 | 2
|
| シンドローム | 0+0
| シンドローム | 3+1
| シンドローム | 1+2
| シンドローム | 0+1
|
| ワークス |
| ワークス | 1
| ワークス |
| ワークス |
|
| 成長 | 1
| 成長 | 2
| 成長 |
| 成長 | 1
|
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
|
| 白兵 | |
射撃 | 1 |
RC | 1 |
交渉 | |
| 回避 | |
知覚 | 1 |
意志 | |
調達 | 1 |
| |
| |
| |
情報:UGN | 1 |
ロイス
| 関係
| 名前
| 感情(Posi/Nega)
| 属性
|
| 状態
|
| 邂逅
| ウィルバー・シュバルツ・アインホルン
| 傾倒 |
/
| 悔悟 |
|
|
| 一話シナリオ
| 霧谷雄吾(リヴァイアサン)
| 尊敬 |
/
| 劣等感 |
|
|
| Dロイス
| 触媒(カタリスト)
| |
―
| |
|
| 一話
| 一銀次郎
| 意思 |
/
| 不安 |
|
|
| 一話
| 赤羽舞
| 庇護 |
/
| 憐憫 |
|
|
| 一話
| 乙星秋
| 信頼 |
/
| 脅威 |
|
|
| 一話
| 胡蝶 真理愛(レッドバタフライ)
| 救済 |
/
| 諦め |
|
|
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限
|
|
| リザレクト
| 1
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| ワーディング
| 1
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 時間凍結
| 1
| イニシアチブ
| -
| 自動
| 自身
| 至近
| 5
| 80
|
| イニシアチブプロセスでメインプロセスを行う。この行動では行動済みにならない。このメインプロセスの後HPを20“消費する”。シナリオ1回。組み合わせ不可 |
|
| マスヴィジョン
| 3
| メジャーアクション
| -
| 対決
| -
| 視界
| 4
| 100
|
| 攻撃力+[lv*5]する。1シナリオ3回まで。 |
|
| 滅びの光
| 2
| メジャーアクション
| シンドローム
| 対決
| -
| -
| 3
| -
|
| このエフェクトを組み合わせた攻撃にLV×3。ただし対象が「対象:単体」だった場合、この効果は適用しない |
|
| 光の手
| 1
| メジャーアクション
| RC
| -
| -
| -
| 2
| -
|
| 組み合わせたエフェクトの判定を【感覚】で行える |
|
| 破壊の光
| 2
| メジャーアクション
| RC
| 対決
| 範囲(選択)
| 視界
| 2
| -
|
| 攻撃力+2の射撃攻撃を行う。同エンゲージ不可。シーンLV回まで。 |
|
| コンセントレイト:エンジェルハイロゥ
| 2
| メジャーアクション
| シンドローム
| -
| -
| -
| 2
| -
|
| クリティカル値を-LV(下限値7) |
|
| 天使の絵の具
| 1
| メジャーアクション
| -
|
| シーン選択
| 視界
| -
| -
|
| 光を屈折させる事で待機中に投影するエフェクト。幻影を見破る場合〈知覚〉で、隠蔽側の〈RC〉で対決 |
|
| ディメンジョンゲート
| 1
| メジャーアクション
|
|
|
| 至近
| 3
| -
|
| 戦闘中以外で使用可能。空間を捻じ曲げて自分が知る任意の地点へゲートを作り出す。 |
|
| 時の棺
| 1
| オートアクション
| -
| 自動
| 単体
| 視界
| 10
| 100%
|
| 相手が行動を行う直前に使用する事で[難易度:自動成功]以外の判定を失敗させる。1シナリオ1回。 |
|
| 鏡の盾
| 2
| オートアクション
| -
| 自動
| 効果参照
| 効果参照
| 8
| 100%
|
| 自身に対しHPダメージが適用された直後に使用する。そのHPダメージを与えた対象に受けたダメージと同じだけ最大[Lv×20]点分のHPダメージを与える。1シナリオ1回。 |
|
| 光の舞踏
| 1
| メジャーアクション リアクション
| 白兵
| -
| -
| 武器
| 2
| -
|
| このエフェクトを組み合わせた判定は【感覚】で行える |
|
| 魔眼槍
| 1
| マイナーアクション
| -
| 自動
| 自身
| 至近
| 5
| -
|
| そのシーンの間、武器を作成し装備する。この武器で1点でもダメージを与えた場合対象にバッドステータス硬直を与える。 |
コンボ
Licht der Nachthimmel“漆黒が抱く光”
- 組み合わせ
- コンセントレイト+光の手+破壊の光
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
-
- 100%以上
-
ilchstrasse“光の帯は水のように”
- 組み合わせ
- コンセントレイト+光の手+破壊の光+滅びの光
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
-
- 100%以上
-
Meteor“溢れ満ちる滅びの光”
- 組み合わせ
- コンセントレイト+光の手+マスヴィジョン+破壊の光+滅びの光
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 13
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
-
- 100%以上
-
Vollmond“黒を白に染める者”
- 組み合わせ
- コンセントレイト+光の手+マスヴィジョン
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
-
- 100%以上
-
Supernova“降り注ぐ終焉の光”
- 組み合わせ
- コンセントレイト+光の手+マスヴィジョン
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
-
- 100%以上
-
LichtSchwert“閃光”
- 組み合わせ
- 《光の舞踏》+《マスヴィジョン》
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
-
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説
|
| 魔眼槍
|
|
| 白兵
| マイナー
| -4
| Lv×2+9
| 5
| 至近
| この武器で1点でもダメージを与えた場合対象にバッドステータス硬直を与える。
|
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説
|
| 携帯電話
|
|
|
|
| それなりに性能いいやつ。
|
経験点計算
| 能力値
| 技能
| エフェクト
| アイテム
| メモリー
| 使用総計
| 未使用/合計
| 40
| 0
| 184
| 0
| 0
| 224
| 0/224
|
|
容姿・経歴・その他メモ
強い意志を持つ男装の女子。
父親もUGNエージェントであり、
母親は特殊な事例として施設で保護され
家族ぐるみで戦いを続けている。
過去の事件は彼女を強い戦士にした。
そうして、ある日霧谷雄吾から
籠目市への派遣要請を受ける事になる。
赤い蝶の舞う偽りの中で
彼女は何を見るのか
己への裏切り
それが私の強さ
「君を、見ないフリなんてしないから」
「助けたいと思った。命を賭けるのにそれ以上は必要ないよ」
「私は……兄さんのように出来ているかしら………」
【偽名】
アッシェ・シュテルンツェルト・エーデルシュタイン
_________
【補足情報】
-能力研究部署よりの報告-
●ライナの特殊能力について
ライナは触媒である。
それは他のオーバードを補い力を与える類稀なる力だ。
この力は、ジャーム化した兄のウィルバーを殺め、その能力を覚醒させた時より身につけた権能だと推測される。
なお、偶然にも死亡した兄ウィルバーにも同じ特性があった事が確認されており、これは“双子がお互いを補い合う為”にレネゲイドウィルスに発現させた能力である可能性が挙げられる。
その根拠として、父親のルドヴィークが覚醒した時点でアインホルン家はレネゲイドウィルスに“全員感染していた”事から考えられる可能性だが、兄ウィルバーが死亡した為、もはやその仮定を裏付ける事は出来ない。
●ライナの母親について
彼女もまたルドヴィークが覚醒した時点でレネゲイドウィルスに感染しており、ソラリスのシンドロームを獲得し、UGNで活動を始めた夫のへの心配からか、精神的に追い詰められ、ついには覚醒。
ソラリス特有の精神毒とも言える能力を制御しきれず、定期的に暴走する状態に陥ったので、UGNで保護。ならびに“表向きには白血病が発症した”事にし入院措置をとり改善を見守る形になった。
その能力は不思議な事に、ジャームを限定とした誘引であり、又、能力行使と同時に自身の生命力を蝕むといったものであった。
(恐らく、自身へのダメージは能力使用に伴う代償であり、対象がジャームに限定されるのは強く活性化したレネゲイドウィルスであるジャームのみが感知できる程度の所謂フェロモンを発している為である)
当然、彼女が覚醒した時点でレネゲイドウィルスやUGNについての説明義務が発生した為、彼女もまた世界の真実を知る事になったが、当時は娘のライナのみが覚醒しておらず、頻繁に見舞いに来る娘だけが日常に取り残される事になってしまい、既にUGNエージェントとなっていたルドヴィークとウィルバーも合わせて苦い思いをしていた。
彼女、並びにアインホルン家には同情を感じ得ない。我々は出来うる限り守るべき存在の一つとしてこの一家に寄り添い、一刻も早い母親の能力安定を目指していきたい。
〔以下、アインホルン家データ〕
《父親》
ルドヴィーク・ルードヴィヒ・アインホルン
シンドローム:ハヌマーン
状態:現在UGNエージェントとして活動中
《母親》
ブルーメ・アインホルン
シンドローム:ソラリス/ブラムストーカー
状態:保護観察中
《長男》
ウィルバー・シュバルツ・アインホルン
シンドローム:モルフェウス/キュマイラ/エンジェルハイロゥ
状態:死亡
《長女》
ライナ・ヴァイス・アインホルン
シンドローム:エンジェルハイロゥ/バロール
状態:UGNエージェントとして活動中
_________
【キャラクターストーリー】
産まれはドイツ。一般家庭に産まれた双子の兄妹。その妹がライナ。
兄妹はとても仲がよかった。
どんなものも二人で分ける。
足りないものはどちらかが分け与え
どちらかが傷付けばいつも寄り添い
喧嘩もしない。
けれど、兄のほうが少しだけ妹に遠慮をしがちだったくらいだ。
父母はそんな愛おしい二人へうんと愛情を
注ぎながら時折不安げな表情で擦り寄るライナへ『大丈夫だよ』と声をかける。
平凡だけれど、温かい家庭。
いつも唐突にやってくる不安も、ここにいれば、兄さんといれば大丈夫だ。
ライナは毎日を愛情に支えられて暮らしてきた。
だが、19年前のレネゲイドウィルス拡散と同時に、彼女らの父ルドヴィークが感染、覚醒する事でアインホルン家はUGNの保護下に置かれ、ルドヴィークがUGN東京支部に召喚される。
これより、ライナはこの時家族と友に日本へ渡る事になる。
そしてライナが12歳の頃。父であるルドヴィークはUGNエージェントとして日本で活躍する事になるが、その間、日常を異国の地で送ることになったライナは兄と母親の3人で“表向きは”政府関係者として働く父の帰りを待ちながら暮らす事になったが
この時、ある事件が起こる。
日常生活の中、突如兄のウィルバーがオーバードとして覚醒する。
これは、父親のルドヴィークが覚醒した時既に感染しており“母親の白血病発覚のストレス”と共にその能力が完全に発現した為だ。
これ以降ルドヴィークからレネゲイドウィルスやジャーム、オーバードなどについての真相を伝えられ、UGNチルドレンとしてウィルバーもUGNに加入し、父と共に大切な者と日常を守る戦いに身を投じていく。
しかし。
ウィルバーには父親の仕事の補佐という“表向きの役割”が与えられ、政府組織の一員として働く形になり、中学校への入学を前に就職という特殊な処置が施される。
これはつまり、アインホルン家の
日常の大きな変化を意味した。
特にライナにとっては。
父に連れられて仕事へ駆り出された兄。
闘病が始まり入院した母親。
気がつけば、あの温かい毎日はそこになく
小学校を卒業した今、一人家で父と兄の帰りを待ちながら、入院中の母を思う毎日。
来月には中学校への入学が控えているが、それは思い描いていた光景ではない。
隣に居るべき兄は居らず、見守る父もいない。
そうやって、ライナは中学生活を一人で過ごしていくことになる。
それから時は過ぎ去り、ライナが14歳の夏。
母の闘病は続いているが、なんとかまだこの世に留まってくれている。
ライナには知る由もないが、当然、UGNの支援があってこそ、母親の命は保たれている。
父と兄は、当然ながら、この為に戦いを続けている。
故に、ライナの数年間の中学校生活に家族は殆ど関わることは出来ていない。
無論、戦士にも休日もあるし、母親の見舞いへ向かう事も定期的にしている……が
ライナにとってはそれでは足りなかった。
彼女にとって、家族が何よりも大切な存在だからだ。
たがそれでも毎日は過ぎて行く。
もちろん、国外出身のライナは目立つのだから学友も沢山作ったが、心を埋め尽くした家族への愛情と、募り募った寂しさは、友人へ割くべき感情の余裕を奪っていた。
まだ精神的にも幼い少女の中で不満と虚しさは膨らんでいくが、そんな事に構うこともなく、もう耳慣れたこの地特有の風物詩と共に夏休みが始まる。
蝉は鳴く。
いや、泣いているのだろうか?
小さな頃の自分と同じように、漠然とした不安を抱えているから?
たった一人の家の中で、がらりとしたリビングのテーブルに頬をぴったりくっつけて窓から差し込む日の光をぼんやりと眺める
そして、視線の端に見える電話へピントを合わせて立ち上がる
母親はどうだろうか。
自分と同じく、一人きりなのは、闘病中の彼女も同じはず。
考える程心配になり、この夏休みを母親と過ごすようにしようとライナは立ち上がり、病院へ向かう。
夏休みなんて膨大な休みを母親との時間に使う事など最初に考え付かないはずはなかった。
けれども
ライナには躊躇いが常に付きまとっていた。
本当は、父と兄と一緒に会いに行くべきなのだ。
家族は揃って居るべきなのだ。
でも、自分一人しか母についていてあげられない。
悔しい。
だって、見舞いに来たのが、父と息子と娘なら、もっとずっと嬉しいに決まっているのだから
でも、私一人じゃ、きっとがっかりする筈だ。
また二人は居ないのね、と
母が何度か口から漏らしたのを聞いていたから………
病院へ歩みを進める度に、ライナの心のモヤが膨らんでいく
けれど、自分が行かない間、ずっと母が一人である事はもっと辛い筈だと。
振り払うように頭を振った頃、気が付けば病院の前だった。
だが、その時
破裂音と共に爆炎が舞い、背後の道路が裂け、車の波が隣のビルに叩きつけられる
周囲を見回す
何が起きたのかを視認した頃、既に自分の前に立ち塞がった狂人によって視界は宙を舞っていた
痛み
だが、ライナはずっと母の事だけを考えていた。
母が危険だ。母は長い間床にふせり、まともに歩くことも出来ないのだから
だから、ライナは思考する間もなく体が動いていた。
せめて目の前の存在を止めなければと。
だが、精一杯に組み付いた少女の華奢な体は容易に投げ飛ばされ、成すすべもない
額から液体が滴る感覚と共に、視界が霞む
その時
歪む視界の中で狂人の動きは止まる
思考する。その中で、聞き覚えぬある声が名を呼ぶ
『ライナ!』
兄………さん
もはや、滴るものが傷から溢れた血なのか、瞳から零れた涙なのか判断はつかず
でも、意識ははっきりしている
自分を助けてくれた影は紛れもなく兄のウィルバーだ
手を伸ばす
しかし
よく知るその顔が、急に苦痛に歪む
見れば既に彼は傷だらけだった
そして、彼が膝をついてから、叫びをあげて
兄は言語になりきらぬ声の中で、最後に
『逃げろ』
とだけ辛うじて発して、己を失ってしまう
ジャーム化
それがどういうものなのか、ライナにはわからなかったが、間違いなく、兄が兄でなくなった事を直感的に察して
ライナは力の入らぬ四肢で体を持ち上げると、背後の病院を見やり、兄を見据える
優しかった兄さん
本当は平等がよかったのに、私にばかり気を使って愛情を注ごうとする兄さん
仕事を終えてようやく家に帰ってきた時、必ず私の前では笑顔を絶やさなかった兄さん
何が起きているのかなんてわからないけれど
ただ、自分しか兄さんを救えない
兄が無数に負っている傷を見ながら、自分の知らない兄がどれだけ壮絶な毎日を送ってきたのかを想像し、歯を食いしばる
本当は最初からおかしいと思っていた
けれど知ろうとしなかった
知ろうとすれば家族がもっと壊れてしまうような気がして
でも、今わかった
そうやって目を背けて
毎日をやり過ごしてきたのが私の罪だったんだ
それは後悔だったし
出来うるなら
償いを
ウィルバーが背に光輪を浮かべ、頭や眼球、腕、膝、至る所全身から皮を突き破って出た無数の刃によって、異形の怪物となった時、ライナの手がひと薙ぎする瞬間に手の残像を追うように連続して爆発する
光は眩く更に輝いて、ウィルバーの肉体を刃のような光が貫き、体をバラバラにして、跡形もなく消し去る
それが、ライナの覚醒だった。
後に現地へ辿り着いた父に全てを打ち明けられた。
“ジャーム化したオーバードを惹き付ける能力に覚醒してしまった母親”を守りながら全てのジャームを引き付けて一人戦った兄はもう戻らない。
自分が消しさってしまったのだから
この後から、ライナは男性のように振る舞うようになる。
せめて、妹だけは巻き込まぬようにと戦い続けた兄を継ぐように。
これは裏切りである。
妹である自分への。
セッション履歴
| No.
| 日付
| タイトル
| 経験点
| GM
| 参加者
|
|
|
| フルスクラッチ作成
| 94
|
|
|