容姿・経歴・その他メモ

平凡な日常にうんざりしていた。
親の期待に応え、特に問題も起こさず、いわゆる優等生として生活してきたが、何かが足りず、満たされいない状態だった。
そんな時、優等生であることを気に入らなかったのか、とある不良グループに狙われ、夜道を襲われた。

初めての闘争の経験だった。

幸い、騒ぎを聞きつけた警官によってその場は収められたが、その時の刺激を忘れられなかった俺は夜、人気のない道を通るようになった。
そうしていると、案の定、また不良に襲われた。
今度は助けのない中での闘争だったがこのとき思ったんだ。
「こんなに楽しいことは他にない」って。
気が付けば渇望が満たされたおかげかオーヴァードに目覚め、その身体能力で相手を半殺しにしていた。
それからというもの、表では優等生を演じながら、裏では闘争に身を置くようになった。
そして、高校を卒業するころには、周辺の不良は一掃され、闘争の種がなくなってしまった。

だから、闘争に関係がありをうな情報を探り、その結果出会ったのがFHだった。

FHには感謝している。
俺にとって都合のいい相手を用意してくれるからだ。
俺が求めているのはひりつくような戦いであり、一方的な蹂躙ではない。
その点、FHが用意してくれる相手はちょうどいい実力者だ。
とにかくここにいるのが心地よかった。
だけどまだ足りないものがある。
それは純粋に力だ。
俺は強い奴らとひりつくような戦いを演じたいが、今のままじゃ力不足だ。
だから俺は最強になりたい。

とにかく強い奴らと戦うには力が必要だ。
そのために今日も任務をこなしながら、闘争に明け暮れている。

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