パーソナル情報

来歴

UGNに協力するフリーランスのオーヴァード。現在は西火流古支部に協力体制をとっている。探偵事務所では雑務担当。
本人曰く「いやー、頭捻らなくちゃいけないことはよくわからないし？　こういう事してる方が楽ー。」とのこと。
元々は警察志望だった。18歳の時に警察学校へと入学したが、やむを得ぬ事情もあり中退している。

10年前まで松月薫という弟がいた。
姉弟仲は悪くないのだが……というよりはお年頃の薫(12歳当時)からつっけんどんにされていた。
奏が警察学校に入学して以降は、薫(13歳当時)が態度を改めたこともあり良好な姉弟仲となった。

そうして姉弟仲が深まったある休日、二人はデパートメントストアに出かけていた。
巡りたい所を巡り、お互いにプレゼントを買ったりと休日を満喫していた。
しかし、デパートメントストア倒壊事故が発生し、薫は意識不明の重体になってしまう。
弟と共に事故に遭った精神的衝撃により、覚醒した。覚醒後は、無意識のうちに薫を凍結保存し、何とか自宅まで連れ帰る。
現在薫は、薫の部屋のベッドの上に置かれている。一見するとまるでベッドで眠っているように見える。
なお、警察学校を中退したのはこの事故に巻き込まれたのが原因。

薫について

凍結保存されている事もあってか、寝たきりに近い状態となっている。なお、奏は薫がいつか目を覚ますと信じている。
なお、栄養失調に陥らないよう点滴に繋がれている。点滴等の調達は、主任の協力によって成立している。
薫が目覚めることを信じて、薫に対し一日にあった事を話してから眠りにつくのが、奏の日常となっている。
他者に対しての凍結保存は、本来遺体にしか使えないはずなのだが……？

人物

一人称はアタシ、年下に対しての二人称は○○君、○○ちゃん、同い年以上に対しての二人称は○○さん。
薫に対しては「カオくん」と呼んでいた。薫の前だと一人称が「お姉ちゃん」に変わる。
基本明るくテンションの高い快活な女性。昔は結構考えるタイプだったが、今は結構な脳筋。
考えるよりかは動いていたほうが性に合う。(鬼怒とかマコト＝ナナヤとかそこら辺意識)

戦法

氷を纏った狼に変身し、地面を強く叩きつけることで氷刃を飛ばして攻撃する。
本人も理論はよくわかっていないが、叩きつけたことによって生じた破片を瞬間的に凍らせている……らしい。
(地面を叩く攻撃はストリートファイターのブランカ、氷の刃はロックマンゼロ4のフェンリー・ルナエッジが元ネタ)

コードネーム

かつて薫がよくプレイしていたゲームに登場していたボスキャラクターの肩書きから引用している。
攻撃方法もそのボスキャラクターにそっくり。(こちらもフェンリー・ルナエッジが元ネタ)

薫への報告

第1話「A βloody girl run the away」

いやはや、とんでもない一日だったよ。紅燈子ちゃんっていう、記憶喪失のオーヴァードの保護をお願いされてね。
いつも通り、アタシと主任で保護に向かったんだ。そしたら、目的が同じFHのメンバーとばったり鉢合わせしてさ。
月城伽楼良ちゃんと唄代イリアちゃんって子だね。敵(FH)ながらあっぱれなコンビだったよ。
あとは、その燈子ちゃんを抱えて走る蘇芳灯君っていう子もいてねぇ。戦いに巻き込まれてその子も覚醒しちゃってさ。

それからは目的が同じってことで、一度共同戦線を張ったわけなんだけど、燈子ちゃんが凄い事になってね……。
なんでも賢者の石が暴走し続けてて、身体が保てない状況だったらしいんだよ。思い出すだけでも肝が冷える冷える……。
それでさ、主任ったらどうしたと思う!?　周りの意見聞かずに殺そうとしたんだよ!?
確かに危険になるのはわかるけど、一人の女の子として苦悩して居場所を探してる子を、何の慈悲もなく殺すのはダメだよ！
……っと、ちょっとアツくなりすぎたかも。ごめんね、カオくん。

それからは、元凶の所に殴り込みに行ったんだ。黒幕は……観世尊っていったっけな、何か気持ち悪い奴だったなぁ。
アタシたちでボッコボコにしてやったんだけど、逃げられちゃった。……次こそは逃したくないなぁ。

そんでもって、共同戦線張ってたアタシたちは解散したんだ。
ちなみに、灯君と燈子ちゃんはアタシたち(UGN)じゃなくてあちらさん(FH)に入ったよ。
ちょっと寂しいなとは思ったけど、あの子たちの居場所が見つかったようで何よりだよ。

またいつか会う日がくるのかなぁ……？　あっと、そろそろ寝なくちゃ。お休み、カオくん。

灯君へ

「覚醒して間もないのに、ホントよく頑張ったよ」
「あの時は……少しでも頼れるお姉さんとして振る舞えてたかな？」
「あ、そうだ。　燈子ちゃんと一つ屋根の下で暮らす時はアタシにも言ってねー？　気になってるんだからさ！」

燈子ちゃんへ

「一時はどうなることかと思ったけど、居場所が見つかったみたいでよかったねぇ……うん、よかった」
「これからは灯君、伽楼良ちゃん、イリアちゃんと一緒だし寂しくないと思うぞ！」
「一人のお姉さんとして、陰ながら応援してるぞー！」

主任へ

「主任～！　あの時は本当に焦りましたよ！？　まぁ、結果的には丸く収まったんでよかったですけど！」
「それと、主任ってホントに気持ち悪いぐらい色んな事知ってますよね……？」
「あ、次の仕事ですかぁ。了解です！　その前に精算するものは精算しちゃってくださいね！　もうすぐ締めですよ！」

伽楼良ちゃんへ

「セルを束ねてるリーダーなだけあって格好良かったなぁ……。アタシにゃ真似できないなぁ」
「敵(FH)が皆、伽楼良ちゃんの所みたいだったらなぁ。アタシたち(UGN)ともう少しわかり会えるのかも？」
「今度会った時に、急に姐御なんて呼んでみようかな？　はてさて、どんな反応するやら」

イリアちゃんへ

「イリアちゃんと伽楼良ちゃん、ホントいいコンビだったなぁ」
「それと、支援めっちゃ助かった！　ありがとね！」
「あとさ……お年頃の子がおやつをモグモグしてる姿は良いものだねぇ！　あ、変な意味じゃないよ！」

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