容姿・経歴・その他メモ

髪

淡い黒

瞳

灰色

肌

普通

　殆ど学校に行かず引きこもりのニートをやってるファッション高校生。気が向いた時と呼び出しをくらった時しか登校していない。
　思考能力や演算能力に優れ、そこら辺のコンピューターよりも秋津の方が性能として上だ、というのはクラスメイト(凪)の談。故に学校に行く必要性を感じておらず、専ら自宅警備員となっている。
　凪から物作りにおけるソフト面での仕事を依頼される事があり、それを収入源とする事で日々生活している。しかし、両親は娘の口座に入金されている謎の大金を見て危ないバイトに手を出しているのではないかと心配している。実態は仕事の正当な報酬に加え、金銭感覚がガバガバな凪からぼったくっているだけであるが。
　悠々自適に日々を過ごす反面、学生らしい生活をエンジョイ出来ない自分にコンプレックスを抱いてもいる。青春とは程遠い自身の日常を思い返し死にたくなる事もしばしば。いつの日か「リア充だけを破滅させるプログラム」を作れないかと密かに思案している。

　結城山葉とは小学校の頃からの知り合いで、中学、高校と同じ進路を辿っている。彼女もピアニストとして活動している為学校に居ない事が多く、補修等で顔を合わせる事が多かったため自然と話す仲になった。中学の頃に何度か頼まれて家に泊めた事があり、何か悩んでいる事には気づいているが秋津には話そうとしない為そっとしておいている。

　所持するクラウンジュエルは『演算のクラウンジュエル』。何か固定の事柄から算出できる事象までの道のりを辿る能力。これによって彼女はソフト面が原因で起きるバグを一切起こさない完璧なプログラムを、事前に想定して組むことが出来る。(能力全般と、時の棺枠)
　本人は自身の才能に関して特に特別なものだと思っていない。同級生に凪や山葉がいる事も原因となっているが、自分には発想力が無く、独創的な事が出来ないと考えているからだ。いくらコンピューター並みの頭脳を持っているとはいえ最高峰のスパコンには勝てないし、ミスなくプログラムを組んだところで、それはただの時短にしかならず、多くの人間が多くの時間を費やせば十分可能な事…つまり『自分でなければならない唯一性』が無い、という悩みを持っている。

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