容姿・経歴・その他メモ

髪

金から黒へのグラデーション

瞳

冒涜的金色

肌

黒く染まってゆく

彼女の家はある神を信仰する家庭だった。
なので彼女は、幼い頃より神を求めていた。
とある古代都市に封印されし神。
その復活のためにあらゆるものを犠牲にした。
そう、自分の両親さえも。

犠牲の果てに、彼女は神の復活の儀を完成させた。
魔方陣、魔道書、呪文。
全てを揃えて、彼女は神の帰還を願った。

そして神は復活を遂げた。

気がついた時には、彼女はUGNの支部のベッドの上だった。
何も覚えていなかった。
自分の事、家族の事、そして、神の事。
全てを忘れた彼女に残されたものと言えば、その身体のみだった。
しかし、それすらも完全なものではなかった。

彼女の右腕は無くなっていた。
いや、そう言ってしまうのは正しくないだろう。
正確には、右腕には別のものが付いていた。
それは黒く唸るタコの足を思わせる触手だった。
明らかに自分のものではないそれは、彼女の思うとおりに動いた。
まるで、一心同体である事を決定づけるかのように。
彼女の精神は揺さぶられた。
これが、オーヴァードになった自分の力である事。
これが、ウロボロスと呼ばれるシンドロームの力である事。
そんな説明が頭に入ってこないほどに。

SANチェックです。

それ以降、拾ってもらったUGNのエージェントとして仕事を遂行し、UGN芽瀞支部の支部長に任命される。
彼女の名前は、救出した時UGN職員が聞いた彼女がうわ言のようにつぶやいていた「あ...い..ふたぐん...」から名前と推察されて命名された。

記憶をなくしてからの彼女は、ラフな口調で横暴な態度をとったりするが、基本的に面倒見のいい性格。
喫煙家。銘柄はハッピーレネゲイド。
88/60/89

戦闘時、奇妙なことをつぶやくことがあるが、その時の記憶が無いことが多い。

戦闘スタイルは影の触手を伸ばしての白兵攻撃。
その際には右腕の影は全身を包み、冒涜的な姿に変貌する。

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