容姿・経歴・その他メモ

髪

灰

瞳

緑

一人称/二人称

私/君、貴様

イギリスの名家、アルファルド家の一人娘。
品行方正、容姿端麗。情に厚く、絵に描いたような理想の騎士。
レネゲイドの扱いにおいて特に群を抜いた才能と実力を有しており、次期中枢評議会への選出も噂されている。

幼い頃にジャームによって両親を失っており、自分と同じ目に遭う子が少しでも減るように日々の哨戒は欠かさず、襲撃による被害が報告されると真っ先に現場へ駆けつける。

中枢評議会に入る事で自らの行動が制限されてしまう事を恐れており、選出には消極的。

能力は光と熱の行使。
特注の大槍に熱を纏わせ、攻防一体の戦闘を行う。
強力無比ではあるが、レネゲイドの力に頼り切った戦法故、無効化系能力者及びウロボロスのシンドロームに非常に弱い。

彼女の有する強力な力の裏には非常に特殊な経歴がある。
20年前、レネゲイドが世界に拡散してしばらく経った頃、ある研究施設が特殊な実験体を生み出した。
”メテオライト計画”と呼ばれていたその実験は”より完璧で高度ななレネゲイドの行使”を目的とした素体を生み出すもの。
極少数報告されていた”レネゲイドウイルスの集合実体”のデータを元に、レネゲイドウイルスを人間の遺伝子に極限まで溶け込ませた人間を生み出した。
実験体は研究所への襲撃により失われてしまったが、実験データからコピーされた細胞”M-308因子”は僅かに残されていた。
その細胞を、アルファルド夫妻は自分達の胎児へ投与。そうして生まれてきたのがエキナセアである。

M-308因子により、エキナセアは生まれた瞬間からレネゲイドの能力を行使する事が出来ていた。
4歳の時点で一般的なオーヴァードすら凌駕する力を発揮してみせる。それは「化け物」と呼ばれるに相応しいほどに。

周囲から化け物扱いされ、同年代の友人も出来ず、自分の能力を疎み荒みかけていたエキナセアに、両親だけは優しく真摯に対応し続けた。
両親こそが元凶ではあるが、そんな事を知らない彼女は次第に荒みかけていた性格も軟化していき、次第に年相応の少女としての明るさを取り戻していった。

7歳の冬。
多忙な両親の久しぶりの休みという事で舞い上がっていたエキナセアは、かくれんぼで遊ぼうと提案する。
雪の積もる庭の押し入れに隠れ、探しにくる両親を待っていた彼女の目の前に、赤い狼のような仮面をした怪物が現れる。
恐怖で動けないエキナセアの目の前で、探しに来た両親は無惨に喰い殺されてしまった。

それが”輪廻の獣”であったという事。自らの身に宿る力の正体。
全てを知った彼女からはいつの間にか笑顔は消え、己の時間全てを”輪廻”を討ち滅ぼす事に使い潰すと決意した。

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