兄：天津　誠(あまつ　まこと)　年齢：26(享年)　設定：元々は警察官志望で成績優秀であり、剣術の達人。
古谷家は元々はシングルマザーの母と祖父との4人で暮らしており、母は女手1つで兄弟を育てながら体の弱い祖父の介護をし、2人が高校を出た頃に力尽きたように急病を患い死亡。以降は多少兄弟間で揉めたが、結果的に兄が祖父の介護を引き継いだ。
誠とは「先に警察官の採用試験に合格した方が警官となり、もう一方は祖父の介護を引き継ぐ」という約束だったが、猛に警官になってほしかったがために「採用試験は落ちた」と噓をついて1度も採用試験を受けなかった。猛は採用試験に合格し、警察学校の研修期間が終わった後にその事を知り、それからは少しでも早く出世して誠に楽をさせ、いつか警官になって欲しいと思っていた。
ところが猛がオーヴァードとなってこの世界の事を知りR担なり立てで忙しくしていた時にレッドキューブ事件が起こり誠が死亡。その頃には警官になって数年が経ち、金銭面の問題もなくなり頼める介護施設も見つかっていた時期だった。その為レッドキューブ事件の犯人には強い憎悪を持っており、何度も事件の関係者に対する行き過ぎた行動を上司に咎められている。