ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

菖蒲エリカ - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

独奏曲第9番(Solitude)菖蒲エリカ(あやめ えりか)

プレイヤー:K.MYON

自由登録 基本ステージ

年齢
18
性別
星座
乙女座
身長
166cm
体重
54kg
血液型
B型
ワークス
水商売
カヴァー
『指切り』部隊員
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
モルフェウス
HP最大値
25
常備化ポイント
6
財産ポイント
3
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

消費
+4
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 兄と、弟。私の、大切な兄弟。あの子たちの罪は、私が、代わりに償います。
兄弟
経験 汚い、苦しい、気持ち悪い。でも、私が逃げたら、あの子たちは。
消せない傷
邂逅 血は繋がっていないのに、まるで家族みたいな……彼女たちに、縋りたくなってしまったんです。
家族
覚醒 侵蝕値 あの黄砂を、あの煙塵を、あの鮮血を。二度と、思い出したくない。
忘却 17
衝動 侵蝕値 いやだ、いやだ……私に触れないで、私に構わないで、私を……赦さないでっ!
嫌悪 15
その他の修正5【秘密兵器】分を含む。
侵蝕率基本値37

能力値

肉体2 感覚4 精神1 社会2
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム0×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC4 交渉1
回避 知覚1 意志2 調達1
芸術:音楽1 知識:心理1 情報:噂話1
芸術:演技1 情報:裏社会1
情報:ウェブ1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 秘密兵器(トイボックス) 好奇心 隔意 No.11。秘密兵器専用アイテムを常備化することができる。
大切なもの 兄と弟 慈愛 恥辱 愛している。たとえ、どんな過ちを犯しても……愛している。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:モルフェウス 2 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のクリティカル値を-Lvする(下限値7)。(EA/p,129)
インフィニティウェポン 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
そのシーン間、武器を作成し装備する。データはアイテム欄を参照。(EA/p,81)
サンドシャード 2 メジャーアクション 〈RC〉 対決 範囲(選択) 視界 4
所持している白兵武器をひとつ選択し、「攻撃力:[選択した武器の攻撃力]」の射撃攻撃を行う。使用した武器は攻撃の成否に関わらずメインプロセスの終了時に破壊される。シーン中Lv回まで。(HR/p,81)
ストライクモード 5 メジャーアクション シンドローム 対決 単体 6 80%
このエフェクトを組み合わせた攻撃のダメージに+(Lv)Dする。ただし、判定後に自身の装備している武器はすべて破壊される。(RW/p,39)
砂の加護 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 3
対象が判定を行う直前に使用、判定のダイスを+[Lv+1]個する。ラウンド中1回まで。(EA/p,83)
急速分解 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
様々な物品を触れるだけで砂に変えることができるエフェクト。(EA/p,87)
無上厨師 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
大気やその場にある物質を使って、自身がよく知っている料理を作り出すエフェクト。(EA/p,87)

コンボ

クロコディルズ

組み合わせ
《インフィニティウェポン》
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
3
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

分解、合成、形成。歪な剣は、絶えず脈動する。

ソリテス・パラドクス

組み合わせ
《コンセントレイト:モルフェウス》+《サンドシャード》+「トーンサプレッサー」+【クロコディルズ】+【モンティ・ホール・パラドクス】
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
視界
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
1+9
8
4
8
100%以上
1+10
7
4
9

射出、炸裂、崩壊。花弁は散り、万象は塵に。

テセウス・パラドクス

組み合わせ
《コンセントレイト:モルフェウス》+《サンドシャード》+《ストライクモード》+「トーンサプレッサー」+【クロコディルズ】+【モンティ・ホール・パラドクス】
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
12
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
80%以上
1+9
8
4
8+5D
100%以上
1+10
7
4
9+6D

射出、穿孔、壊死。もう私に、関わらないで。

モンティ・ホール・パラドクス

組み合わせ
《砂の加護》
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
3
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
+4
100%以上
+5

思考、判断、選択。終わりなき贖罪は、汚れた砂を浴びたその日から。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
サンドタクト 白兵 〈白兵〉 0 +[Lv+7] 3 至近 データは《インフィニティウェポン》。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
トーンサプレッサー 0 その他 〈RC〉判定の直前に使用、その判定のダイスを+5個する。シナリオ中3回まで。データは【秘密兵器】の「Rコントローラー」。(LM/p,119)
アクセサリー 0 その他 たくさんの“お父さん”に買ってもらいました。換金すれば多少の足しになるので、助かっていました。(Ⅰ/p,180)
コネ:大学教授 3 コネ 〈情報:学問〉 自身が〈情報:学問〉の判定を行った直後、オートアクションで使用。その判定を振り直す。シーン中1回まで。(IC/p,84)

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 15 119 0 0 134 0/134
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

「あの子たちの罪は、私の罪。だから、お願いです……私にすべて、償わせてください」
その罪が私だけでは到底清算しきれないものだったとしても、この身体はどうぞご自由に。

基本情報

【好きなもの】……「兄」「弟」「お金」
【嫌いなもの】……『多過ぎて、わかりません』
・穏やかで心優しい少女、菖蒲エリカ。その均整のとれた身体の至る所に、消すことのできない傷を無数に抱えている。
・音楽、特にクラシックが好きで、音楽を聴いているときだけはすべてを忘れて落ち着くことができるらしい。最近のお気に入りはベートーヴェンの「交響曲第9番」(第九)。
・兄と弟がおり、彼らのことを深く愛している。たとえ彼らが、救いようのない罪を犯していたとしても。

関係者リスト

兄と弟

本名不明。両親を喪ってからエリカはたった一人で彼らの世話をしていたが、そこに感謝の念は一切存在していなかった。ある人身売買組織に所属しており、エリカの稼いだ金のほとんどは更なる“稼ぎ”に利用されていた。エリカがオーヴァードに覚醒した際、シンドロームが暴走したことにより死亡した。よって結果的にエリカは、愛する兄と弟をその手で殺めたこととなる。

ビルドメモ

折り畳み

【精神】1で普通にダイス振る〈RC〉軸です、対戦よろしくお願いします。でも130レギュにしては順当に強いと思うんですよ。

履歴

「独奏曲第9番」
「第一楽章」

私があの子たちを支えなくちゃと決意したのは、一体いつの日からだったでしょうか。……いえ、しっかりと覚えています。あれは、両親が交通事故で亡くなった日でした。怠け癖があり楽観的なお兄さんと生真面目で悲観的な弟くん、正反対の性格のあの子たちが、そのときだけは揃って号泣していたのが今でも脳裏にこびり付いています。両親から、ずっと言われていました。私はしっかり者だって。だから、誓ったんです……たとえどんなことがあっても、あの子たちを守るって。
私は学校をやめて、アルバイトに専念することにしました。当時の私は中学生でしたから、そんな人間を雇ってくれる場所なんて限られていますし、逆に私を雇うような場所が健全な職場である可能性なんて無に等しいでしょう。それでも私は必死に、死に物狂いでお金を稼ぎました。もちろん使えるものはすべて使いましたよ。私は……自分ではよくわかりませんが、かわいい顔をしていたようで、色んな“お父さん”が私の身体を……これ以上はいい、ですか?…………ありがとう、ございます。
当時のことはほとんど覚えていません。でも、少しだけ記憶にあるのは。両親が生きていた頃より自堕落な生活を送るようになってしまったお兄さんと、学校で親がいないといじめに遭い自傷行為を繰り返すようになってしまった弟くんの姿です。──ぁ。よ、よく、気付かれますね。なんで、私なんかのために……ご、ごめんなさい、なぜか手が震えてしまって。……今日はここまでで、大丈夫ですか。では、失礼します……。

記録用紙

これ以上の口頭調査は彼女を精神的に追い詰め、トラウマを呼び起こしてしまう可能性が高い。……が。それでも彼女の現状を見ていると、“他者に受け入れられる”ことこそが枷になっていると思われる。引き続き、私が一対一の形式でカウンセリングを行うこととする。

-鳶色悠刃-

「第二楽章」

私は思ったんです。あの子たちが変わってしまったのは、私の頑張りが足りないからだって。だから、もっともっと頑張りましたよ。そこに苦痛はあっても、後悔はありません……ない、はずです。だって家族を守るのは、お姉ちゃんとして当たり前ですから。……え?……そう、なんですか?でも、そうお兄さんは……え、っと。話を戻しますね。
そんな生活を、何年くらい続けたでしょうか。ただ私がいくらお金を稼いでも、元のあの子たちに戻ることはなかったんです。でも、それでいいんです。この頬を殴られた傷も、包丁でつけられた裂傷も、一酸化炭素中毒で負った腕の麻痺も……ぜんぶ、あの子たちが私を愛してくれている証拠だから。……ユジンさん、以前この傷は治せるって仰られましたよね。でも、ダメなんです。これを治したら、証が消えてしまうから。だから、私を心配しないでください。
だから、だから。あの日、あったことは、気にしていません。冷たいコンクリートの感触に目を覚ましたら、私は、全裸で縛られ……?目の前には、あの子たちが、下卑た眼差しで、お金の束を、み、て……て?それ、で、わたしは、わたし、は……ぁ、ぁぁぁああっ!
(以下、記録消去済)

記録用紙

ようやく彼女が治療を断った理由が理解できた。彼女自身は絶対に否定するだろうが、彼女の過去の境遇は「共依存」「DV」で語られる事例と一致している。……彼女には酷なことだと思うが、引き続き調査を行う。万が一に備え、動くことのできる隊員には武装の許可と待機を命じておこう。

-鳶色悠刃-

「第三楽章」

こ、この間は申し訳ありません……その、とても取り乱してしまったようで……。それで私……思い出したんです。あの子たちがお金欲しさに、私を売ったということに。そこにはたくさんの外国の方がいて、よくわからないことを話していました。それで、私はあの子たちにお願いしたんです。……もっと頑張るから、もう少し待って欲しい、私を捨てないでって。もっと、もっとお金を稼いで、あの子たちを幸せにしてみせるって。
でも。それは、叶いませんでした。──あの子たちが私と手に持つお金を見て、幸せそうに笑っていたから。そこに、私は必要ないみたいだったから。だから、私はあの子たちが嫌いになりました。だって、私を愛してくれていないんですから。大嫌いで、憎くて、汚くて、愚かで、憐れで、嫌いで、嫌いで、嫌い、嫌い嫌い嫌いキラいキラいキラいキラい……っ!あんな目を見るために、私は頑張っていたんじゃない……もっと、愛したかった!愛されたかった!家族になりたかった!

──だから、殺しました。

「第四楽章」

菖蒲エリカが、暴走を始めた。涙を流し、嗚咽を漏らしながら……それでもなにかに抗おうと、その小さな体の内に圧し殺していた激情を晒け出し、私にそのすべてを塵に還す力を振るう。『指切り』部隊の長を務める身として、彼女を止めることは容易いことだった。しかし、それでは彼女“たち”の為にならない。だからこそ、私は……彼女の対応を、皆に任せることにした。

-ある女の独白-

まるで、それは……

私のオーヴァードとしての力は、どうやら普通の人よりも強力なものだったようです。望んでいるいないに関わらず、私が感情的になれば一帯は砂地と化します。そしてその砂はシンドロームで生み出すものだけでなく、元々人だったものも含まれています。あの日私が手に掛けたのは兄と弟だけでなく、人身売買組織の一員であった外国人を八人、それと私を止めようと応援に駆け付けたUGNエージェントの方々を三人。私に、十三人もの命を背負うことなんてできません。だから、その記憶を思い出さないようにしていたんだと思います。そしてその日も、私は新たに何の罪もない命を奪ってしまう……そう、思っていました。
真っ先に私の首筋を掠めたのは、銀色の弾丸でした。屋内であるというのにスコープを覗くその少女が放ったそれには、どうやらレネゲイドの動きを鎮静化する特殊な“()”が盛られていたようで。一瞬気が遠くなったその隙に距離を詰めたのでしょう、手に作っていたはずの砂剣は美しく光る短剣によって崩されていました。……ですが、私の暴走した力は私の意志に関わらず、ただ激情のままに破壊を続けます。そして触れれば命を落とすであろう砂の槍が射出され、火器を構える少女の胸を貫こうとした……その寸前。槍は鈍い音と共に、花の描かれた大盾の前に崩れ去りました。
ある少女の毒で造られたらしい鎮静剤によって薄れゆく意識の中、その姿を見て……なんとなく、思ってしまったんです。──ああ、彼女たちこそが、真の“家族”なんだな、って。……次に目を覚ましたのは、側に先ほどまで敵対していたはずの『指切り』部隊の皆さんが待つ、ふかふかのベッドの上でした。
彼女たちの姿を見て、私は縋りたくなってしまったんです。到底赦されるはずのないことをした私とあの子たちの、罪を償うことのできる居場所に。スミレさん、フヨウさん、コユリさん、カエデさん。みんな私と同年代か年下なのに、私よりもしっかりしていて、そして私のように心になにか重いものを抱えている。ユジンさんは、私たちに“居場所”を提供したいと仰っていました。決して私たちの社会復帰を望み、いわゆる“まとも”な人間に戻そうとしているわけではなく、特別なものとして腫れ物のように扱おうとしているわけでもなく、ただありのままを受け入れたいのだと。
ユジンさんは、『指切り』部隊は。本気で、私たちの命を背負おうとしている。そう気づいたとき、思わずその手を掴んでしまいました。……私のような人間でも、そんな真っ直ぐであたたかい気持ちに応えたくなってしまった。いったい彼女は、何者なんでしょうか。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 4

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