容姿・経歴・その他メモ

髪

黄色寄りの明るい茶色

瞳

薄い紫

一人称/二人称

私/あんた

各地を転々としている無所属のヒーロー。
その時滞在している都市のUGN支部やヒーロー協会に、その力を貸す事の対価として宿泊場所を提供してもらい旅をしている。
ストイックに、そして正確にヴィランを撃ち倒し、これまでに多くの人々を救ってきた”騎士”である。

一見するとあまり感情が表に出ないタイプに思われるが、話してみれば実際はとても感情豊かだという事が分かるだろう。
誰にでも分け隔てなく接し、悪を許さず弱きを救うその姿はまさに”理想の騎士”といった姿。
右腕に装着したガジェット”サーティーンブレス”により変身、”フェイルノート”の名を冠する大弓で悪を撃ち抜く。
宿す力は円卓の騎士第十席、サー・トリスタン。

ヒーローになる前は、ヒーローに憧れる普通の少女だった。
特撮番組や、活躍したヒーローのニュースに喰い付く”ヒーローオタク”。
10歳の時、住んでいた街がヴィランによる大規模な襲撃を受ける。
瓦礫に埋もれ火に呑まれる街を両親と逃げ惑う最中でも、「ヒーローが必ず助けてくれる」という希望を忘れなかった。
その事件は見事ヒーローの活躍によって解決し、「自分も人々を救いたい」とヒーローを強く目指すようになる。

オーヴァードの力に目覚め、ヒーローの養成施設にて訓練を終えた後、15歳で初任務に出た。
首謀のヴィランの力量から余裕だろうと判断され出撃したその任務の舞台は、両親の暮らす街だった。
余裕だろうと楽観視していたのもつかの間、裏に潜んでいた凶悪なヴィランの魔の手に嵌まり、一気に劣勢に立たされてしまう。
結果としてその任務は失敗。街は蹂躙され、共に出撃した先輩のヒーローは引退に追い込まれる重症。揺自身もかなりの怪我を負った。
そんな揺の耳に飛び込んできたのは、先の事件で両親が亡くなったという衝撃の事実だった。

失意に暮れ、ヒーローライセンスを病室に置き失踪。生きる気力も死ぬ覚悟もなく、行く宛てもなくただ彷徨い歩いていた最中、ヴィランの襲撃に出くわす。
崩れる瓦礫に埋もれ、ここが死に時だと目を閉じようとした時、その瞼に光が灯った。
目を開けば、目の前に転がっている赤いブレスレット。
自分でも分からないままにそのブレスレットを手に取ると、脳裏に声が響く。
”生きたい”という意志を”人々を助けるヒーローになりたい”という幼き日の夢を思い出し、再びヒーローとして立ち上がった。

サーティーンブレスを入手してからは、以前よりストイックな性格になっている。
明るく振舞いつつも、どこか影を感じる雰囲気になった。

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