容姿・経歴・その他メモ

元FHチルドレンの現UGNチルドレン。
過去FHに誘拐されたのを3,4年ほど前にUGNに保護され、現在はUGN末光市支部に所属している。
仲の良い友人が3人いるが、先週あったトラブルのせいで距離を感じている。
暴力を「手っ取り早い物事の解決手段」の一つだと思っていたが、ここ最近はもしかしてそうではないのでは？と思い悩む。

経歴

　N氏というその地域では名の知れた名家に生まれた。
　物心がつく頃には超能力(レネゲイドの力)に目覚めていたが、幼ないながらもこの力は何か良いことに使おうと考えていた。
　だが6歳の時にFHに誘拐される。更に身代金を要求された上でオーヴァードとして覚醒していたことを見抜かれてしまい、FHチルドレンとして教育を受けることとなってしまった。
　それからは度重なる訓練やレネゲイドの知識を吸収し、周囲の人間を騙して自分のことだけを考えなければいけないという極限状況下で日々を過ごすことに。
　FHの中高生の誘拐計画への利用も考えられ、仮の戸籍と共に中学校に編入までさせられた。

　転機が訪れたのは14歳のある日。FHとUGNが中規模の衝突をし、殿をやらされた結果UGNに保護されることとなった。
　改めてオーヴァードと世界の真実について学び直しながら、転校した中学校で新しい社会生活を始める。転校先では最初は近寄りがたい空気を出していたものの、友人もできた。
　こうしてUGNの面々からセラピーや新しい知識を授けられたりもしながら、真っ当な人生を少しずつ取り戻していった。

性格

　人のことを想い優しい性格をしている。頼まれたら断れない性格で、よく友人の宿題を手伝っている。
　ただFHの教育のせいか非常に好戦的。
　暴力のことを「手っ取り早い物事の解決手段」だと思いこんでおり、戦うこと・破壊することについて考えるのが得意。
　根っこが悪人ではないので誰彼構わず殴りたいとかスカッとしたいとは思っていない。しかし人より暴力に対するハードルが低いことは間違いなく、大きな怪我がない範囲であれば何の問題ないと考えている。

　友人3人とよくつるんでいて、中学校で出来た最初の友達ということもあり平日も休日もよく一緒にいる。グループの中では最も身長が低いこともあり、グループの中では比較的マスコット的な扱い。
　UGNからの給与(バイトと説明)を彼女たちとの交友に使っているが、その量から3人に心配されている。

　先週のトラブル

　これまでは通っていたのが治安の良い学校だったということもあり目立ったトラブルに見舞われてこなかったのだが、先週ちょっとした事件が発生した。
　友人のうち1人が他校にバスケの練習試合に行き、3人でその応援に向かったのだがうち1人がしつこいナンパを受けてしまう。
　相手が不良だったということで皆困っていたのだが、話をつけると紙透が校舎裏へと連れ出して不良に適度な暴行を加えることで事態の解決を図った。
　だがその様子を3人に見られてしまい、それからどこかよそよそしく距離を感じるようになってしまう。
　これをキッカケに暴力について自分の価値観を見直すようになるが、自身の経験からのギャップに思い悩んでいる。支部の職員たちに相談を何度か行っているが、納得できる回答はまだ得られていない。
「えっと…例えばみんなは、突然お米が健康に良くないって言われたらどうしますか」

能力

　戦闘はフィン・ブースとロイドから賜った銃をメインにしている。
　銃はレネゲイドに呼応しやすい素材で出来ており、その完成度の高さと度重なるカスタマイズによってオーヴァードの高速戦闘にも耐え得るものとなっている。だが"腐敗通告(デスポイラー)"に最適化されすぎているため他のエージェントには使用できない。
　この銃はUGNとして生活を送ることに不安とストレスを感じていた彼女に、来日していたフィン氏が戦闘訓練を楽しさに昇華できないかという提案によって渡されたもの。

　本人の能力としては、まず自身の周囲に小さな光の粒を幾つも生み出すことが出来る。
　これを圧縮して銃に付けるアタッチメントや弾丸、グレネードの精製が出来るというもの。咄嗟にあまり大きなものは作れない(限界は握りこぶし大くらい)。また精製した物品の維持は出来ず、作り慣れている9mm弾ですら30分ほど置くと光の粒に戻ってしまう。
　有機物も作れるため光の粒を体の部位にまとわせて神経伝達物質を増やし、局所的な肉体の動作補助なども可能。

セッション履歴