私が有能かつ楽観的な人物で良かったです。本当に。

ルイーゼが覚えている一番古い記憶は、自分が何者かの異様な爪に裂かれ、抉られ、血に沈みながら見上げた月だ。
どう考えても死んだはずだが、ルイーゼは次にとある地下で目を覚ました。自分の複製体として。
誰が自分の複製体なんて用意したのか、心当たりがない。それもそのはずで、現在のルイーゼはオリジナルの記憶の引き継ぎが上手くいっておらず、死ぬ直前の記憶だけが残っているだけだった。
自分がどんな人物だったか、何故殺されたのかを思い出せずに生まれたが、過去に執着するよりもこれからどうしようと漠然と考えることにした。スペアのスペアなのかは分からないが、全く似てないもう一人の複製体(いもうと)を叩き起こし、とりあえず無人の地下を出ることにした。幸い、自分は器用である程度の事はこなせる人物だったようだ。
地下を出て地上を彷徨っていた所、ジャームをレネゲイドの力で倒す人物と遭遇。地上に出て初めて興味を持った人間であり、話しかけてみた所「自分がないなら、まずは人のために動いてみてもいいんじゃないか」と言われ、目の前に星が散る。
そういう生き方もあるのかと思ってからは行動が早く、興味を持った人間に勝手に付き従っては一段落ついたらいなくなる、というさすらいの自称メイドができあがった。
自由人に見えるがUGNエージェントとして登録されており、他組織の人間に従うことはない。勘が働くのか、後に裏切り者(ダブルクロス)だと発覚するUGN職員などに従う姿は今の所確認されていない。

☒PC4 ハンドアウト
ロイス：シューラヴァラ
推奨感情 　P：尽力/N：敵愾心
カヴァー/ワークス 指定なし/指定なし

キミはUGNに協力しているオーヴァードである。UGN日本支部長、霧谷雄吾から”シューラヴァラ”というジャームの調査を命じられた。キミは早速調査を行い、春日恭二とともに活動しているところまで突き止めた。