双塔のプロジェクトバベルHO2　「英雄」と呼ばれたUGNのエージェント

【概要】
Ｎ市で有名なバー「クイーンズ・アリス」で一番の人気を誇っている歌姫。
覚醒の予兆があったさなか、彼女はジャームに襲われ命の危機にさらされたとき、彼女はオーヴァードとして覚醒してしまう。
彼女が覚醒した力はもともと才能があった「歌」だ。

彼女の「歌」は、燃えるような情熱。闇を払う天光。聞いたものすべてが聖炎によって浄化されてしまうそれほど強力な力。
覚醒した後は、ＵＧＮによって保護され、エージェントとしてしばらくＮ市支部で活動していたが、数年前に本部へと異動となった。その実力は本部にいってからも存分に発揮され、あのテロ計画を阻止したのちに「英雄」と呼ばれるようになった。
だがそれは、彼女に大きな心残りを残すことになる。多くの人は護れても、目の前に一人は守れなかった。その日からずっと、彼女はすべてが救えるように戦い続けている。

だから、彼女は喪失に恐怖を覚えている。
この歌がなければ、みんなを救えない。この声がなければ、皆を護れない。それを失いたくはない。
彼女は自らの意志で、自分の命ともいえる部位。「声帯」を機械化している。どんなことがあっても自らが生きてきた「証」は失いたくないから。

一連の出来事（プロジェクトバベル）の後
彼女は、ようやく過去の未練を断ち切ることはできた。それ以降彼女は、”英雄”と呼ばれることに尾びれを感じることはなく、前を向くことはできた。

余談
仕事量が増えた影響か、バーに姿を現すことは少なくなってしまったが、その人気は衰えていないどころかさらに増している。彼女の歌を聴けた日はとても良い日になると逆に評判につながっているのだとか。
なお、本人はそれは知らない模様。