容姿・経歴・その他メモ

履歴

平安時代からオーヴァードの家系であり、表向きには陰陽師として伝えられてきた一族の末裔。
現在も、彼の一族はジャームや敵対勢力との闘いに手を貸し続けている。
そして、彼の一族の特徴は代々影を操り、それを式神として利用し戦うというものだ。
両親共々オーヴァードであることが多い一族の為、レネゲイドに対する抵抗が強くほとんどがオーヴァードに適性がある。
その為、適性がある子供達は6歳になった時一族の使用する力を受け継ぐ決まりになっていた。

子供をオーヴァードに覚醒する為に使うものは初代当主の愛用した刀であり、そこには歴代の当主のレネゲイドが刻まれている。
そして、初代当主がウロボロスシンドロームであったことから、その刀で覚醒した者のほとんどがウロボロスシンドロームに目覚め、引き継がれていくうちに、必ずウロボロスシンドロームに覚醒するようになった。

彼もまた例外ではなく、その刀によって6歳の頃にオーヴァードに覚醒させられる。
そして、力を受け継ぐことができたが彼は当主になることはなかった。
理由は二つ。彼と同じ時期に覚醒した姉が優秀な式神使いとして覚醒したということ。そして、もう一つは彼の力の大半が五感強化によりすぎてしまったため、式神の性能が弱くジャームや敵対勢力と戦うには戦力が乏しいという理由だった。
それでも、彼は姉に無理をさせたくないと思う一心で何とか戦えるようにはなったが、それでも当主になることはなかった。

彼の扱う式神は影の狼とシャチ。
基本的には陸上生物もしくは飛行能力を持った式神が生まれることが多いが、彼は一族でも数少ない海洋生物が式神になっている。
ただし、制御が難しく使いこなせていない。


普段の彼は困っている人を見過ごせない人間で、どんな状況でも解決しようと動くためいつも怪我が絶えない。
そして、見た目が不良生徒のような外見をしているせいで喧嘩に巻き込まれることが多く、喧嘩慣れしている。
多くの不良達と喧嘩して勝っており、彼に頭が上がらない生徒も多い。
そんな彼だが、本来は式神使いである為直接戦闘能力は低く、一般人相手なら反射神経でごり押して勝つことができるが、オーヴァード相手だと式神を使わなければ戦うのはきつい。

幼馴染の笹岡 真緒とは家が近く高校になってもクラスが一緒という腐れ縁のような仲。
出会いは家が隣同士だったということだが、仲良くなったきっかけは彼が自身の力のなさに悩んでいるときに、相談に乗ってくれ、そして彼女の言葉で自分の在り方に自身が持てるようになったため、それ以来彼女を気にかけるようになりよく声をかけたり遊びに行ったりしている。

好意を抱いてはいるが、小さい頃から一緒にいたためそれに気がついていない。

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