容姿・経歴・その他メモ

UGN宮城県宮城郡支部長

教会に付設された孤児院で育った少女。
5歳まで育った頃、能力をUGNに見つかり、チルドレンとして所属する。
そこからはUGNの職員として奮闘し、地方の人手不足と管理能力を買われ、
12歳という異例の若さで支部長に任命された。
神を信じる敬虔な信徒…のふりをした無神論者であり、自身と凛の保身のみを考えている。
教会で育った手前信徒のふりをしている方が都合がよく、
また行動の理由付けとして便利であるため、本心を偽り日々を過ごす。
自分が危険な立場にいることで凛に危害が及ぶことを恐れており、
早く出世してオフィス職員か議員として安全な場所で働きたいと考えているが、
現実はそううまくいかないようだ。

普段は敬語だが、凛とローザの前でのみ砕けた口調で本音を吐き出し、
そこには歳相応のわがままも見える。
凛に対しては幼子が持つ憧れ以上の歪んだ感情を持っていながら、
しかしそれを堂々と表に出すことは無いのだろうと結論付けた。
凛さえいてくれるのであれば私は…

我らの母なる土地を荒らす不遜な輩を、主に変わり退けねばなりません。
我らの手で、それを成し遂げなければ、多くの朋友に危険が及ぶでしょう。
我らには力があります。それは主が与えてくださった皆を守る力です。
例え我らの身が滅びようとも主の意志のもとで戦い抜けば、我らの魂は主の御許へ行けるでしょう。
共に行きましょう。
皆様に主の御加護があらんことを。

真に全能な神なるものがいるのであれば、彼女を傷つけたりなどしまい。
もしそのものがそれを良しとしているのであれば、私はそれを認めない。
ならば私がやるしかあるまい。
存在せぬ、はたまた怠惰な輩に代わり。
彼女が共にいてくれる時間を少しでも長くするために。

履歴

石川凛(23)
経歴
職務に忠実ないろはの付き人。
中学生のころにジャームによる事件に巻き込まれたことで孤児となり、UGNに保護され職員として働いていた。
彼女がUGNに所属し始めたときから世話係を務め、
支部長を拝命した際に正式に付き人として配属される。
彼女が本音を隠すことを覚える前からそばを離れず、彼女がゆがんだ成長をしてもなお、
それでも凛は、公私を問わず彼女を支え続けている。
ずっと変わることなく共にあることが、
どれだけ彼女を救っているか、凛は知らないだろう。

性格
真面目で仕事熱心、はきはきとした印象を与える。
周りをよく見てお茶を差し入れるなど、気が利く性格をしている。
いろはに対して特別な感情を持っていることは確かだが、
それが慈愛の類か、はたまた別のものであるのか、まだ名前を付けられない。
普段のいろはに対しては好意を隠そうとしないが、
支部長としての姿には敬意と信頼を表する。

セッション履歴