容姿・経歴・その他メモ

概要

礼儀正しく落ち着いた女性。面倒見の良さが災いする苦労人気質。
ＵＧＮの監察官にして、正規の方法でライセンスを取得した正真正銘のプロヒーロー。
ヒーロー活動とヒーローの監督の両方をこなしている。
現在はサイレンジャーの一員として問題児の監視をしている。

サイレンジャーブルーに変身している間は男性として振舞っている。マスクに装着した変声機で声を男性のものに変えて、特殊なスーツで身長を伸ばしている。
変身のノリが年齢的にキツいと感じている。

休日はちょっとお高い茶葉で淹れた紅茶とお茶菓子をお供にクソＢ級映画を観漁る。

一人称：私
二人称：貴方
好きなもの：映画鑑賞（Ｂ級）、紅茶
嫌いなもの：ブラックコーヒー、脂っこい物

能力と武器

レネゲイドを発する青い砂を操る。その砂を弾丸に錬成して所持している拳銃に装填して放つ。
弾丸には自身の強化や味方の支援をするものや、敵に対して使う炸裂弾などいくつかの種類がある。

武器は“藍染(イコライザー)”という名の「コルト・シングル・アクション・アーミー」。「ピースメーカー」の愛称で呼ばれる装弾数6発の固定式(ソリッドフレーム)の回転式拳銃(リボルバー)。
桂電助博士に改造を依頼してヒロイックに仕上がっている。
早撃ちとガンプレイの腕前は一級品。

ライフパス

出自：戦災孤児

医者の父と弁護士の母の間に生まれ、何不自由ない生活を送っていた。両親は人の助けになれる事を喜べる善良な人間だった。蛍も将来は両親のように立派な大人になりたいと願っていた。

しかしそんな幸せは17歳で終わりを迎える。
ヴィランズイヤーの最中、殺戮衝動に駆られたヴィランによって彼女の両親は殺される。
蛍は両親の言いつけでクローゼットに隠れてその様子をただ見ていた。娘を守るために勇敢にも立ち向かい、そして惨殺される両親の姿を。
助けたい、そう思ったが動くことはできなかった。恐怖に身体は強張り、ただ息を殺して隠れている事しかできなかった。
ヴィランが去った後、肉片となった両親を前に謝罪の言葉と涙を延々と零し続けた。

涙も枯れ果てた頃、蛍は自身の体の内から熱い何かが込み上げてくる感覚に襲われた。
償わなければ。生き残った自分は両親の分まで人を助けなければならない。
その強い義務感が蛍をオーヴァードへと覚醒させた。

その後、蛍は保護施設に預けられたが、ヒーロー達の活躍が世間で話題になると蛍も自身の能力を使って人助けをしたいと思うようになる。
護人会と接触しレネゲイドの扱いを覚えて本格的にヒーロー活動を開始、第一次レネゲイドウォーという激動の時代を生き抜くことになる。
様々な人の手を借りながら蛍はヒーロー活動に邁進した。桂電助博士もそのうちの一人だ。彼の開発したガジェットに幾度となく助けられてきた。研究の事になるとまるで話を聞かなくなるのは当時から変わらなかったが、それでも確かな技術を有した優れた人格者であり頼りになる人だった。

第一次レネゲイドウォー終結後はＵＧＮ所属となる。
正規のライセンスを取得してヒーロー活動を行なうと同時に、ヒーロー達を監督する監察官としての任務も請け負っている。
近年顕著になりつつあるヒーローの質の低下に危機感を覚えている。

経験：汚れ仕事

ジャーム化の真実を知りながらヒーローにエフェクトを使用させる事を、頭では必要な欺瞞だとわかっていても割り切れないでいる。
世界をより良く変革するのではなく、現状を維持すること、それが多くの人の為になることを蛍は理解している。
一人でできることには限りがある。
だからこそ、自身が監督している限り、そのような間違いは犯させないよう気を引き締めて仕事に取り組んでいる。

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