概要

「私の標本になってくれないかしら？」

人物

弥上 美咲（やがみ みさき）
18歳 身長164cm
N市の高校に通う高校三年生の少女。
ウロボロスとバロールとエンジェルハイロゥのトライブリード
レネゲイドコントール型オーヴァード
長き黒髪と青色の瞳とインナーヘアが特徴的な美少女。

UGNレネゲイド研究所アールラボに所属する研究員。
その正体は"鎖蛇(ヴァイパー)"と呼ばれるFHエージェントであり、"弥上美咲"は偽名。
プロジェクト:アダムカドモンの研究資料を代価として霧谷雄吾と協力関係を結んでいる"隠し札(ジョーカー)"のひとり。
プロジェクト：アダムカドモンを含めた過去のUGNの研究施設やデータを利用できるようにする代わりに、
手荒な行動の自粛と、利害が一致した場合の作戦協力をすることになった。
結局"リヴァイアサン"の裏のカードとして体よく雑用をさせられているとは本人の談。
元居たセルはずいぶん前に壊滅してしまい、今では生き残りと時々出会うことがある程度だとのこと。

対象のレネゲイドの働きを停止させる強力な能力を操るものの、直接的な攻撃能力を持たず専らサポートがメインの役割。
任務に出向く場合は単独で出ることはなく、あくまで後方支援として送られることが多い。

表面上は冷静沈着だが、言葉自体は攻撃的で激情家な一面もある。
目的の為に手段を選ばない冷徹さと本質的な情の深さの間に板挟みになっているところがあり、
理知的な雰囲気の割に理屈に合わない矛盾した行動をとることがある。

その欲望(ネガイ)は『消滅』
世界からレネゲイドの力を根絶させ、変貌する前の世界へと戻すことが目的のレネゲイド嫌い。
本音のところは、身内をジャーム化から救いたいだけとの噂。
表向きの設定では「アダムカドモン時代からの生き残りで霧谷の古い知り合い。見た目通りの年齢ではない」となっている。
アールラボのマッドサイエンティスト達とは意見が合わない事も多いが、その割に付き合いはいいらしい。
普通の研究員ではないことは周囲にも薄々バレているが、元々アールラボはその手の異常者はそこそこいるので問題ないらしい。

能力

拘束型レネゲイドによって作り出された黒剣を生み出し、"毒"によって突き刺した敵を無力化することを得意とする。
基本的には捕獲を目的とした能力であり、意図的な"毒"の起爆を行わない限りは直接的なダメージは与えられない。
この黒剣は連射が効かない為、基本的には多対一を苦手としている。

レネゲイドを黒剣"ティルフィング"の形状に変化させる能力も、"古代種"の特性も後天的に自らによる人体改造で獲得した。
その過程で何度かシンドロームも増減しており、かなりの無茶をしたようだ。

"鎖蛇の罪科(ヴァイパー・アマルティア)・堕天奈落(パラダイスロスト)"

"古代種"の能力による空間掌握を応用して無数の黒剣を自動で必中させる拡張術式。
通常の攻撃と異なり、大量の黒剣を即座に発生させ視認しうる限りの敵を停止させる美咲の切り札。
事前の"仕込み"を解放するだけの仕組みであるため、侵蝕の負荷が発生しない代わりに何度も連続して使用することができない。

"鏡面消滅波(クリアー・ヴァイス)"

弥上美咲の研究成果のひとつ。鏡面結界によって反転した敵性エフェクトを複製して対消滅させるエフェクト消去ボム。
使用回数に限りがある点は同様だが、能力を封じた敵の悪あがきを制圧するには十分な働きをする。
エフェクトを無力化することに関しては一定の結果を出したものの、オーヴァードそのものを変質させるには至らなかった為扱いとしては"失敗作"。

セッション履歴