容姿・経歴・その他メモ

イタリア出身の、その名を聞いたら誰もがひれ伏す大貴族の末女。（自称。というかフルネームを聞いても誰もひれ伏さない。そもそもイタリアに貴族制は存在しない）
来歴が一切秘匿されてながら、玉野椿に連れられる形でUGNに参入後、イリーガルからエージェント、N市支部長の座まで異例のスピードで上り詰めている。その裏には、戦闘訓練を受けていないとは思えない戦闘に対する慣れと、常人の2,3倍の速さで行なわれているとされる情報収集の技術がある。更なる躍進がUGN全体から嘱望されているが、本人は何故か『しがらみを増やしたくない』と否定的でいる。

戦闘スタイルは、本の形をとったサポートデバイス『闇の六法』や自身が改良を重ねた爆薬を用いた、爆炎とともにある派手な戦闘を得意とする。
先に述べたとおり実力は折り紙付きだが、彼女のことをよく知る人物からは『何を言っているかわからない』『行動がおかしすぎる』など否定的な意見も出ている。事実、違法スレスレの薬品を静注している姿も目撃されているが、当の本人は『この程度大阪だと普通だった』と言って気にもしない。というかなぜ大阪なのか。大阪への風評被害ではないのか。

履歴

『実家に帰りたい』という思いから、情報収集を行なっていた彼女は、この世界での不合理な事象であるレネゲイドウィルスに辿りつく。その収集活動の果てに、玉野椿たちがUGN任務に当たっている姿を目撃してしまう。その際、彼女自身もオーヴァードとして覚醒を遂げた。
UGNに自らの来歴を言えるはずもなく、オーヴァードであることや卓越した情報収集の技術を危惧され、監視対象を兼ねてイリーガルとして活動。その中で特に大きな問題を起こさずに、複数の任務を大成功に収めたことで昇進コースに乗ることになる。
玉野のことは、UGNイリーガルとして参入させてくれるきっかけをくれた恩人でありながら、東京に居る時に少しばかり生活の援助をしてくれた命の恩人とも言える存在であり、頭が上がらない（とは言っても、その借りは既に資金的援助によって清算している）。なお、玉野本人は歌倒の事を力量から高く評価するも、時折見せるこの世のモノとは思えない知識の奔流には内心呆れている。（現在UGNチルドレンの教官を兼ねるのも、玉野のコネがあっての事である）

昇進をよく思わないのも、彼女が『帰る』際の邪魔になる事を見越してのことである。
コードネームは大阪、イタリアなど多数の場所の救世主となってきた事から。（なのだが、これを話しても誰にも信じて貰えないのは分かりきっているので黙っている）

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