容姿・経歴・その他メモ

履歴

200X年不詳：双子の姉として生誕。

200X年(現在から16年前)：双子の赤子が捨てられているのを見つけた煙月灰が保護、おそらくまだ未就学児であったと思われそのうち市役所に言えば何とかなるだろうという煙月氏の杜撰な考えにより戸籍が登録されない状態で2年程育てられていた。名前は箱の中に二人の苗字と思しき紙のみ入っていたため煙月氏が命名。

200X年(現在から15年前)：無戸籍の児童という実験体として非常に便利な存在を聞きつけたFHによって診療所が襲撃される。煙月灰は死亡、姉弟共に誘拐される。（この襲撃はUGNによって後始末がなされカバーストーリー：精神疾患患者の暴走が流布された。）

200X年(現在から13年前)：誘拐された朱音は弟の黑斗とは別に隔離され最低限の飼育だけされていたが、唐突にその日は訪れた。ある日、感情を昂らせることで強制的に人間をオーヴァードに覚醒させる計画の一つ【Project:An▮e▮】に参加させられる。どうやらこの実験は7つの感情に別れて研究が行われていたらしい。

200X年(現在から14年前)：実験は失敗した。同じ区画で実験体とされていた数名の少年少女達の躯体が膨張と破裂を繰り返し肉塊に似た異形へと変貌し暴走し始めたのだ。かの異形は研究員たちを襲い始めたが同じ実験体であった彼女には手を出さず、むしろ守るように動いていたという。

200X年(現在から14年前)：同時期に、UGNはFHによる実験の気配を認識し調査していた。その日は、ちょうど研究施設の一つを特定し奪還作戦のために包囲が組まれた日であった。突入の目途を話し合っていると、研究所で爆発が起こる。件の異形の暴走が始まったのだ。もう一刻の猶予も無い。そう判断したテレーズ・ブルムは反対する他の有権者を押し切り突破の指示を出す。
一部の生き残った研究員たちは確保され、生き残った実験体の一人である朱音も保護された。その際、UGNエージェントによって殺害されるまで異形は朱音たちを守るかのように立ち向かっていたという。

200X年(現在から14年前):UGNによって教育施設に通うこととなった朱音であったが、如何せん年齢が不明のため保育園に相当する独自の指導を受けてから始めることとなった。

200X年(現在から11年前)：同じく小学校へ移動、その際に診療所襲撃の後始末をに関わっていた霧谷雄吾に出会う。彼は朱音に進学祝いと称して当時診療所襲撃の証拠物件として保管されていた『形見の花札(朱)＋α』を手渡す。どうやら煙月が独自に作っていたオリジナルの物らしく、描かれているものは同じだが構図が既存の物とは少々異なっているとのことだった。また、この花札は一枚だけ残されていた黒い札の存在により当時から「２つペアであり、おそらく対となる黒い花札も存在していたはずである。」と考えられており、実験に使う為FHによって乱暴に奪われたものと思われる。また、霧谷雄吾へ淡い憧れのようなものを抱く。

201X年(現在から5年前)：小学校を卒業、中学生になる。6年間の間に桐谷雄吾への想いは忠誠心に昇華されチルドレンとしての活動を願い出るようになる。が、流石に即戦力とはいかず中学の３年間はチルドレンとしての訓練に費やされた。

201X年(現在から2年前)：高校へ入学すると同時にチルドレンとしての活動を開始する。基本はホトトギスを用いた諜報活動や追跡任務が主であったが、時折ホトトギス越しに他のエージェントへの支援を行ったりもした。

202X年(現在)：いつものように彼の尾行をしていると彼を見失ってしまう。その直後、目の前でバスが横転し、爆発炎上する大きな事故が起こった。

実年齢：19歳

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