標的　御藤院　和沙（ジャーム化）
討伐者　　飾道　伸
補足
被害者０名、解決済み
御藤院和沙はUGN職員であったため、関連職員、特にツーマンセルであった飾道伸のメンタルケアを行うこと。

討伐したジャームの血液をシンドロームの力を使って体内で保存していた。
保存状態はすさまじく良く、死亡時、明確に本人のものではないレネゲイドウイルスが採取された。
当然そんなことで常時シンドロームを行使していればレネゲイドウィルスの活性化が著しく短命となった
なぜそんなことをしていたのかは当人が死亡したので不明
健康診断などはシンドロームの力を使って調整していたと思われる、要対策
それがレネゲイドビーイング特有の人に対する好奇心だったのか、はたまた彼女には何らかの目的があったのか、もはやそれは誰にもわからない。

実際のところエンジェルハイロゥより速いわけでもないし、振動波の長所である"距離"を捨てるなんてアホだよね、いや本当に
このコードネーム付けた時何考えてたんだろマジで、更新ってできないの？

あれから数年、UGNもFHも相変わらず活動している。数年も経っているのだから戦死者も複数人出ているだろう。
俺はまだ死んでいない。というかUGNをやめた

実際のところ訳がわからない、あいつはバカじゃなかった。血中に他者の血をレネゲイドウイルスと共に保存する、そんなアホなことをしたら常にシンドロームの力を使っている訳だからウイルスの活性は飛躍的に上昇する。ある程度オーヴァードの仕組みを理解していれば子供でもわかる。特にあいつはレネゲイドビーイングだった、自らのレネゲイドウイルスの活性度合いなんて手に取るようにわかったはずだ。
訳がわからない。
試して見たらわかるんだろうか？

ゼノス、という組織が立ち上がったらしい。
なんでもFHリエゾンロード最強と名高いあのプランナーがリーダーだそうだ。
しかも件のプランナーはレネゲイドビーイングらしい、ゼノスはレネゲイドビーイングのための組織、のようだ。
UGNは大変そうである、なんと言ったって単純に敵が増えただけではない、プランナーによって統制されていた国内のFHが分裂し、不規則な動きをし始めるのだから。
レネゲイドビーイング、レネゲイドウイルスが知性を持った存在。
人間じゃないと知って驚いた日が懐かしい、吸血鬼が他人の血を飲んで死ぬなんて当時の俺に言ったら大笑いするだろう。
最近はもうイリーガル生活にも慣れてきた。
変な友人(情報屋)もできたし、昔志した英雄とまではいかないが、誰かの助けになってたら嬉しい。

ウロボロス、という新たなシンドロームが見つかったらしい、だらだらだらだらイリーガルを続けてきたが変な情報網が生えるものである。なんでも遥か昔から存在したとかしないとか。
他者のレネゲイドウイルスを摂取していろんなシンドロームの力を使えるらしい、そりゃすごい、俺もエンジェルハイロウの速さを体感してみたいものだ。

なんでもプランナーさまが直々に根絶宣言をしたらしい。まあ確かに、言われてみればレネゲイドウイルスの吸収、なんてのはレネゲイドビーイングの天敵じみた存在である。そりゃあ自らの種族全体を滅ぼしうるとんでもない存在が出たらそういう対応になるだろう。

ウロボロスはレネゲイドウイルスを接種する
レネゲイドビーイングはレネゲイドウイルスが知性を持った存在である
プランナー"都築京香"はウロボロスの根絶を宣言した
ウロボロスは遥か昔から存在したらしい

彼女は愚かではなく
大抵その行為には目的があり
自らを駒とすることすら厭わなかった
彼女は、レネゲイドウイルスが含まれた血を、それを維持したまま、自らの体が蝕まれないように、しかし自らのレネゲイドウイルスが決して血に混ざらないように、丁寧に丁寧に丁寧に
維持したのだろう、それを
何某かの目的のために

おまえか？