容姿・経歴・その他メモ

いつもヘラヘラしている女遊びが激しい男。
人当たりがよく誰にでも優しいが、裏では一般人を毛嫌いしている。自分のこの感情がお門違いなことは分かっている為表には出さない。



政治家一家に生まれ、跡取りとして厳しく教育されてきた。
家柄と顔の良さだけを見て近づいてくる者達も愛想よく受け入れていた。それもお前の役割だと言われていたからだ。

ほとんど虐待とも言えるものに耐えられたのは一回り年の離れた姉の存在があったからだった。
姉はずっと、自分自身をみて心配してくれていた。何者でもない、自分を見てくれていた。
姉が唯一の居場所だった。姉さえいれば他はどうでもよかった。

姉が見かねてこっそり街に連れて行ってくれたことがあった。
自分にとっては何もかもが新鮮で心が踊った。

しかし、事件が起きた。
通り魔に姉が刺されたのだ。
心臓に真っ直ぐ刺さったそれはどう見ても助からない傷だった。

頭に血が上り、気がつくとそこにはなにもなかった。
通り魔も、心躍る景色も、周りの人も、姉も。
なにもかもが赤に染まり、消えていた。

その後、UGNに保護されUGNチルドレンとして生きていくことになった。
日本支部長に気にかけてくれた事が新鮮で、道具だとしてもここで生きていく覚悟が出来た。

しかし、根底は幼い子供のまま、変わっておらず本当の自分を見てほしいとずっと思っている。
そのくせ、愛想よく振る舞うのが身体に染み付いており、自分の本当の感情が分かっていない。

今も亡き姉の面影を探しながら、道化を演じている。

セッション履歴