容姿・経歴・その他メモ

UGN屈指の天才科学者にして、UGN屈指の変人と名高い、紅茶をこよなく愛する支部長。
レネゲイドウイルスの研究で多大な業績を示し、それにより支部長まで任されているが、実際はウイルス研究に傾倒し、支部の予算を費やして怪しげな実験を繰り返すマッドサイエンティスト。レネゲイドウイルスによる人体の変異、進化の可能性の果てを探求し続ける。
その奇抜な発想や独創性は別世界から来た人間とも評され、強烈な探求心と合わせて「異次元の探求者」の異名を持つ。

探求の為にオーヴァードを平気で実験台にしており、「体が発光する」「紅茶中毒になる」「思考が幼児退行する」「虚な目で怪文書を綴る」といったエージェントが支部に何人かいる。
解剖や解析の為にFHエージェントの死体が保管されてたり、何かの生き物の一部がホルマリン漬けになってたり、支部長の部屋が実験室になっている。生活力は皆無で支部長の仕事もやらずに実験ばかりなので、誰も面倒を見ないで放っておくと部屋で餓死寸前になってる。

幾つもの画期的な開発しているが、最大の発明は神経伝達物質「タキオン」を世界で初めて発見したことである。
「タキオン」は神経伝達の速度を飛躍的に上げる働きをする。特徴的なのは脳内のシナプス細胞を刺激して活性化を促すと、同時にシナプス前細胞が新たな「タキオン」を合成するように命令を出す点である。これにより、活性化のループが起こり、脳からの神経伝達速度が際限なく加速し続けることになる。あらゆる思考、命令が《超光速の粒子》となって全身を駆け抜けるのである。

瀧音は「タキオン」を発生させる薬剤をいくつか開発しており、侵食の段階に応じて処方を変えて味方を支援する。
実は薬剤は開発途中のものが多く、運が悪いと投与された人間の頭がパーになる可能性があるのだが、それは内緒である。

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