※賢者の石にまつわる設定がシナリオ側で用意されてたら全てPCの妄想ということにします

海外のマフィア組織『サング・ファトゥム』のボスの愛人の息子。
本名ユリウス・ヴェンティグリス（ventus+tigris）。

この組織は血統を重んじ、ボスの座は必ず子へと引き継がれる。
というのも、ボスの血統は高確率で賢者の石が体内に発生し、適合者としてその力を操ることができた。
彼らはレネゲイドがその名で呼ばれる以前から賢者の石とオーヴァードの力を行使し、”圧倒的な力を操る絶対的な存在”として君臨し続け、組織に栄光をもたらしてきたのだ。
血統に必ず賢者の石が発生するわけではなく、世代によってはノーマルのボスも存在したが、適合者が現われると必ずその者がボスとなった（賢者の石崇拝的なものもあるかもしれない）。
故に「ボスの血統」であることがボスの座を頂く絶対条件であり、子どもが複数いた場合「賢者の石」を宿した「適合者」が──それが愛人との子であろうと──最優先される。

現在この組織のボスは先代の嫡男だ。彼はオーヴァードだが石は発生せず、非適合者である。
彼のきょうだいは（腹違いの子も含め）皆若くして亡くなっている。
病や事故など原因は様々だが、一部では現ボスが裏で手を回したのだと噂されている。

白虎の存在が組織に知られれば跡目争いに巻き込まれると考えた母は、息子の死を偽装し、知り合いのいる日本の孤児院へと彼を預け、その後消息を絶っている。

※賢者の石発生率は直系で6割程。
※何故この一族に高確率で賢者の石が発生するのかは謎。