容姿・経歴・その他メモ

履歴

小さい頃に母親とは離別。死因は通り魔による刺殺として処理され、彼女はその瞬間を最も近くで目撃していた。
父親と14歳のころまで暮らしていたが、強盗や障害などの犯罪に手を染めたことが発覚し逮捕された。それ以降は親戚の家を転々としながら生活していた。しかしどこであっても彼女を受け入れようとする家は無く、一人暮らしができる年齢になった途端、金銭的にかなり厳しいにもかかわらず一人暮らしを開始した。
現在は、表では小さなカフェの店員として働きつつ、UGNエージェントとして任務を遂行している。

彼女がオーヴァードとして覚醒した時期は、目の前で母親が殺害された時だと本人からの証言からわかった。
彼女のシンドロームであるモルフェウスは、物体を変換して別の物体を作り出すことができるシンドロームとして知られている。事件が起きたその夜、彼女は自らの皮膚の一部が不透明な赤い結晶のようなものへと変質していることに気が付き、オーヴァードとして覚醒したことに気が付いたらしい。
自分がもはやまともな人間でないことを理解していたらしく、病院に掛かることもなかった。我々UGN所属の[霧谷雄吾]と接触し、自分がどのような存在なのかを具体的に知り、エージェントとしてUGNに所属するまではそれ徹底的に隠してきたため、個人の好みも多少はあるだろうが、今でも厚手で面積の広い服をどんな季節でも好んで着用するらしい。

母親を目の前で殺害されたことが彼女にとってのトラウマらしく、彼女は初対面の他人と話す際に緊張が見られる。補助ももちろん行うが、時間と彼女の努力で解決するのを待つほかないだろう。

追記：
彼女の父親は、彼女の母親と出会う以前にも犯罪に手を染めていたことが判明した。
"今にして思えば、あの日母を殺したのは愉快犯ではなくて、復讐を望む人だったのかもしれませんね"
===本人の談

彼女は集団に属し、個人対個人の関わりが増えるにつれストレスを多く感じるようになっていった。現在では大幅に改善されているが、未だ経過観察が必要と判断する。
任務の遂行に関しては、彼女にはまだグレーとブラックを分別するだけの良識があり、責任感も強いことからその点での問題はないだろう。
===担当医師

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