ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

天蚕糸 在也 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

Witch of Silence(沈黙の魔女)天蚕糸 在也(てぐす ありや)

プレイヤー:TOKIO

君の命だって震わせてみせるよ」

年齢
16
性別
星座
天秤座
身長
164cm
体重
56kg
血液型
O型
ワークス
アーティスト
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ハヌマーン
ノイマン
HP最大値
27
常備化ポイント
6
財産ポイント
0
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 僕のお父さんはとても偉い人らしい。けれど、今の僕にはもう関係がない。…そう、関係ないんだ。
政治権力
経験 学校ではいつもトップの成績だった。それは今もだけど、以前ほど頑張る気にはなれない。褒めてくれたお母さんは、もういないから。
大成功
邂逅 叔父さんは僕を育ててくれた。僕のお父さんの事が大嫌いな叔父さんは、僕の行動をたくさん制限することもあったけれど、それでも感謝してる。
恩人
覚醒 侵蝕値 永露舞。彼女の歌声はとても綺麗で、僕だけが独り占めできるあの浜辺での時間が、僕には何より大切だった。僕がそれを守りたいと強く願ったとき、僕の心に浸み込んだ彼女の歌声が、僕の全身を震わせた…気がした。
感染 14
衝動 侵蝕値 ああ、きみの美しい声を聴きたい。それがどんな音色であっても。恐怖に慄き、痛みに呻き、絶望に沈む断末魔であったとしても。
殺戮 18
侵蝕率基本値32

能力値

肉体1 感覚1 精神5 社会2
シンドローム1+0 シンドローム1+0 シンドローム1+3 シンドローム1+1
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長0 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC4 交渉
回避 知覚1 意志2 調達1
芸術:音楽4 情報:ウェブ1
芸術:歌唱3

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
D 亜純血(デミブリード) クロスブリードのみ取得可能。自身の取得しているシンドロームの内片方を選択し、そのシンドロームの「制限:ピュア」のエフェクトを1レベルで取得する。但し成長はさせられず、選択しなかったシンドロームの「制限:100%」のエフェクトを取得できない。
政治権力 ロジャー・ストリンガー(父) 親近感 無関心 もう、どうでもいいんだ。お父さんと僕は関係がないんだよ。…もう、関係ないんだ。
恩人 織部 公彦(母方の叔父) 信頼 恐怖 僕を育ててくれていることにはとても感謝してる。けれど、自分のどんな行動が"お父さん"に似ていて、叔父さんの逆鱗に触れるかわからない。それが、少し怖い。
シナリオ 永露 舞 慕情 偏愛 なんて素敵な声だろう。きっとこの歌声を聴けば、世界のすべてが君を愛するに違いない。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
サイレンの魔女 5 メジャーアクション 〈RC〉 対決 シーン(選択) 視界 5
攻撃力:+[LV×3]の射撃攻撃を行う。装甲無視。但し、《コンセントレイト》との組み合わせ不可。
援護の風 5 オートアクション 自動成功 単体 視界 2
判定のダイス+LV個。但し、1ラウンドにつき1回まで。
ウインドブレス 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 2 リミット
前提:《援護の風》。左記を使用した判定の達成値+[LV×3]。
マシラのごとく 3 メジャーアクション シンドローム 対決 単体 5 80%
攻撃力:+[LV×10]。但し、ダイス-5個、1シナリオ中1回まで。
スキルフォーカス 3 メジャーアクション 効果参照 2
取得時に指定した任意の技能を使用する判定の達成値+[LV×2]。指定技能は〈RC〉。
疾風迅雷 1 メジャーアクション シンドローム 対決 3 ピュア
組み合わせた判定に対しドッジ不可。但し、1シナリオにつきLV回まで。
空の楽器 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 視界
周囲の大気そのものをスピーカーとし、任意の音を発生させられる。
完全演技 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
個人の人格を細部まで完全に模倣できる。

コンボ

Altered Air(オルタード・エア)-乱揺転調-』

組み合わせ
サイレンの魔女(援護の風ウインドブレス)スキルフォーカス
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
シーン(選択)
射程
視界
侵蝕値
11
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
80%未満
5+6
10
4+15
15
80%以上
5+7
10
4+20
15
100%以上
5+9
10
4+20
20

先端に音叉型のジャックがついた様々な太さの弦を撃ち出し、周囲に、或いは敵に突き刺す。
音波の制御能力によってあらゆる音を奏でるその弦は、曲の盛り上がりと共にその振動を増し、更にその振動に比例した破壊力を生み出していく。
体も心も周囲のものも、全てが乱れ、揺さぶられる。
破滅のアレンジを施されたアリアは、断末魔によって完成するのだ。

Beloved Baby(大切な貴女へ)ー永遠に露舞うあの海でー』

組み合わせ
サイレンの魔女(援護の風ウインドブレス)マシラのごとくスキルフォーカス疾風迅雷
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
シーン(選択)
射程
視界
侵蝕値
19
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
80%以上
5+2
10
4+15
45
100%以上
5+4
10
4+15
45
130%以上
5+5
10
4+20
50

これを弾けるのはきっと一回きり。
一回弾けば暫くは弾くこともできないほど疲れるだろう。
けれど、弾かなきゃならないときがくる。
それはきっと、もうすぐそこ。

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品(アコースティックギター) 2 その他 効果参照 〈意志〉判定の達成値+1。
自動巡回ソフト 2 その他 〈情報:ウェブ/噂話〉 該当の判定ダイス+1個。
モバイルPC 2 その他 〈情報:ウェブ〉 該当の判定ダイス+1個。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
15 149 0 0 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

パーソナルデータ

髪の色:ブラウン 瞳の色:ライトブルー 肌の色:やや色白 一人称:僕
イギリス人の父と日本人の母をもつ。
本名はアリア・オリベ=ストリンガー。
今は潮凪町にある母方の叔父夫婦の家で暮らしている。
父母に囚われずに生きろ、という叔父の勧めで、通称として『天蚕糸 在也(てぐす ありや)』を名乗っている。

『糸に零るる清き露』


僕のお父さんはどうやらとっても偉い人らしい。
お母さんは最期まで「とっても素敵な人よ」としか話してくれなかった。

お母さんは時々、すごくおしゃれな恰好をして出かけた。
その日を前にすると、お母さんはいつも少女のような顔をして、ご機嫌な日々を過ごす。
そうして帰ってくると、お母さんからは香水とお酒、それに煙草の混じったにおいがして、いつものお母さんとは少し違う感じがした。
その手には決まって僕への贈り物が握られていて、「よかったねえ」「お父さんにありがとうって言わなきゃねえ」と言って、お母さんは僕に手渡してくる。

これだけが、僕と顔も知らない"お父さん"との唯一の繋がりだった。

あるとき、お母さんの手には大きな荷物が抱えられていて、赤くなった顔を綻ばせながら「よかったねえ、よかったねえ」としきりにつぶやいていた。

包装を解き、中身を見てみると、そこには一本のアコースティックギターがあった。
お母さんが出かける前、ミュージシャンになりたい、と僕が零したのを、お母さんがお父さんに話したんだろう。

僕は喜んで、それから毎日毎日練習した。
新しい曲を弾けるようになると、そのたびにお母さんに演奏を聞かせ、二人だけの演奏会を楽しんだ。

それからしばらくして、お母さんは病気で死んだ。
元々身体も弱く、ずっと持病があったようだ。
そんなことはおくびにも出さず、お母さんは毎日がんばっていた。

お金に困らなかったことだけが、唯一の救いだった。
お母さんは病弱な身に鞭打って働く必要もなかったし、食べるものに困ることもなかった。
それに、お父さんからは記念日に"贈り物"が届く。
いびつだけれど、これが僕たち父子の在り方なんだ。
少し寂しいけれど、これでいいんだ。

そう、思っていた。

…お母さんが死んでしまってから、僕は日本に渡って、綺麗な海沿いの街に引っ越した。
僕が大人になるまでは、お母さん方の叔父さん夫婦が面倒を見てくれることになった。
叔父さんはお父さんのことが大嫌いみたいで、僕を心底心配して助けてくれたけれど、お父さんの影が少しでも見えることにはすごく怒った。

そしてある日、お母さんの訃報を聞いたのか、お父さんから手紙がきた。
お母さんを喪った哀しみはとても大きかったけれど、お父さんがどんな人なのか、お父さんがどういう文章を書く人なのか知りたかったから、叔父さんにも内緒で、こっそりと手紙を開いた。

そこに並んでいたのは、無味乾燥な文章ばかり。
お母さんの死を悼む文章が一行だけ書かれていた後は、見舞金がどうとか、婚外子がどうとか、そういう言葉ばかりで、幼い僕にはわからなかった。

けれど、そこには"僕"のことなんてひとつも書いてなくて。
お父さんが僕のことなんてひとつも知らないんだってことだけはわかった。

その日の夜、叩き壊してしまおうと思って、僕はギターを手にしたけれど。
妙に暖かく感じるそのギターから、何だかたくさんのものが溢れでてきて、僕は泣きながら、お母さんを偲ぶ曲を弾いた。

…それから、僕は夜な夜な叔父さんの家を抜け出しては、誰もいない綺麗な浜辺でギターを弾いた。
家で弾くと、叔父さんが怒るからだ。
きっと、"お父さん"もギターを弾いたんだろう。
…もうこの年になると、"贈り物"の意味にも気づいてしまった。

あれはお母さんからの贈り物だったんだ。
お父さんは、お母さんが死んだときのように、金を渡してさえいれば父親の義務が果たせると思っている人なのだ。

やり場のない気持ちをぶつけるように、僕は音楽に没頭した。

そんな年月を過ごしたある日。

いつものように海へと向かう僕の耳に、美しい歌声が響く。
濡れた岩場が月明りを反射して、ステージライトのように主役の姿を際立たせている。
浜辺の砂粒ひとつひとつにまで染み入るような、透き通った声。

海と陸とが溶け合う境界で、髪を風になびかせながら佇む彼女は、まるでおとぎ話の人魚のようだった。


セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 0
初期作成 30+4
Witch of Siren 31+5+4+5

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